薬屋のひとりごと 8 (ヒーロー文庫)

著者 :
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 1980
感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074368846

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第八弾。
    復帰した姚とお嬢様命の燕燕、更に燕燕ねらいの
    医官:天祐(てぃんゆう)が登場。
    更に変人軍師の碁の本が元でブーム到来?
    酷い言われようの羅漢だけれど、太尉である。 
    とんでもなく影響力のあるお方。周りもそれはわかってる。
    娘である猫猫は、必然的に羅の一族とみなされる。
    玉葉后は、異母兄:玉鶯(ぎょくおう)の遠隔圧力に苦しむ。

    巷で人気の甘い毒ワインは、第一弾の白粉の一件と繋がり
    多忙の壬氏の助っ人に来たのが馬閃の兄・馬良(ばりょう)と、
    姉の麻美(まーめい)。馬家の面々はキャラが濃すぎます。
    静かだと思っていた壬氏は、「玉葉后の敵になりたくない」
    という猫猫の気持ちを尊重した結果とはいえ、やらかしました!
    蝗害に、玉葉后の異母兄:玉鶯・・・
    後宮だけでなく、西が騒めいております。

  • あー早く先が読みたい。どうなるの?

  • 猫猫と姚・燕燕のおともだちグループがいい感じでほんわか読んでました。
    箸休めみたいな三兄弟の話とか、これ絶対本筋とは関係ないだろうと思いながら…。
    碁の対戦で、こいつ勝ったら「お嬢さんを下さい」とか言うつもりかなぁ、と想像しながら…。
    この一冊、玉葉后周辺に多少波乱の予兆があるだけで終わりそうかなー、と思ってました。

    が、最後の被虐趣味野郎に思いっきりゲンナリです。こーゆーの、引くわぁ…。

  • 今回はこの物語の本来の持ち味の謎解きもあり,盛り上がった碁の大会もあって,最後には壬氏の暴挙でとどめを刺された.久々に大変面白かった.

  • 飛蝗対策は?
    猫猫へのマゾなプロポーズ結果は?
    玉葉后の異母兄の陰謀は?

  • ラストに驚き
    ジンシの捨て身のプロポーズ⁈
    2人の関係は進展するのか?

    玉葉関連はスッキリせずまだまだ不穏な火種が残る
    笑っていて欲しいけど

    謎解き自体は大きくない
    シャオウの巫女といった大きな話から
    碁の大会とちょっと閑話休題の合間に燻る西からの不穏な空気というところか

  • 毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、猫猫のもとに大量の書物が届いた。送り主は、変人軍師こと羅漢。碁の教本を大量に作ったからと猫猫に送り付けてきたらしい。興味がないので売り飛ばそうと考える猫猫の考えとは裏腹に、羅漢の本によって、宮中では碁が流行していった。一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。開催場所を壬氏の名前で提供する代わりに、さぼっている仕事をこなすように説得するのだが―。

  •  いよいよキャラクターものと化してきた……そして「囲碁大会」を開催したかったのだろうなぁ感もひしひしと(笑) 事件的にきな臭い空気は漂いまくっている物の、猫猫と医局の女の子二人とはすっかり仲良くなって、日常シーンが微笑ましくて良いですね。
     ラストの壬氏さまの強引なやり口に唖然としつつ、好きですよ、こういう展開(笑) 押せ押せ壬氏、頑張れ壬氏!

  • 楽しい囲碁大会と事件もちょいちょい(^^;)でも最後で全てが吹き飛ぶ衝撃的な事が!( ̄□ ̄;)!!これは喜んで良いのか?猫猫に同情すれば良いのか?…なんだか複雑な気持ち(゜m゜;)

  • この被虐趣味野郎! と罵るし、本人も認めるし。最初、被虐趣味と言われて落ち込んでた方はどこいったのやら。
    蝗害ネタはすぐ終わったけど、蝗害って結構長引くし拡大するものじゃなかったっけ? また次あるの?
    姚のツンデレと、燕燕の百合っぷりが前面に出てくるようになったなぁ。姚の家庭事情なまだ明かされないのは、何かの伏線?
    久しぶりに壬氏のクズ(褒めている)っぷりが出た。そして、壬氏が自分を凡人と認めているのも初めて知った。そうなのね…。なんか、ただの人として描かれてるから、壬氏が憎めないんだろうなぁ。
    玉葉の家族やら、兄弟関係やら…。始まりと終わりが玉葉の話。なんか、複雑そうだね。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説家、ライトノベル作家。2012年に「小説家になろう」に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化され、デビュー。同作は2種類のコミカライズされ、ねこクラゲ作画の作品は「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門の1位、倉田三ノ路作画の作品は「Google Play Best of 2019」のユーザー投票部門にノミネート。23年にアニメ化された。

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