改訂版 食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食

  • 主婦の友社
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本棚登録 : 127
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074392919

作品紹介・あらすじ

「とにかくわかりやすい!」「こんなに詳しい本はなかった!」とママたちにご好評いただいた本の改訂新版・最新の食物アレルギー診察ガイドライン&授乳・離乳支援ガイドに準拠しています。正しい知識をもって進めれば、赤ちゃんの離乳食でのアレルギーは怖がりすぎることはありません! むやみに怖がって、食べ物を制限してしまい、栄養不足にならないため、また、知識なくアレルギー食材を大量に摂取して事故にならないために必要な基礎知識を、はじめの1さじからの進め方を写真つきで丁寧に解説しています。卵、乳製品、肉、魚介類などの気になる食品については、「食べていい・悪い」を細かに解説。下ごしらえのコツや、かんたんで取り入れやすい離乳食レシピもあり、これがあれば安心の一冊です!卵を食べるから食物アレルギーになると思うのはカン違い」「「アレルギーを悪化させないために湿疹を治すことが大切」など、アドバイス満載。

感想・レビュー・書評

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  • 他の本の曖昧な記載が解決してスッキリした!
    タンパク質の含有量に関わらずアレルギーは発症する。
    タンパク質量が多くても鶏肉のタンパク質は人間と似てるからアレルギーを起こしにくく、キウイのタンパク質量は少なくても構造がアレルギーを起こしやすい。
    勉強になりました。
    改訂版を読めたこともよかった。
    とりあえずこれを読んでおけば、逆に他の離乳食の本に振り回されないと思う。

  • アレルギー向け、レシピは少ないが、もしもアレルギーが心配だったり、陽性反応が出たりしたら辞書的に使えるかも?

  • 個々の食材のアレルギーについて、とてもわかりやすく書かれていました。
    離乳食の時期ごとのレシピや、ある食材が食べられない場合に、どの食材でその栄養を補うかもとても参考になりました。

  • 子どもの乳アレルギーが分かりショックと不安の中読みました。
    しっかりしたデータに基づき、代替食や、注意食材の進め方などもきちんと説明してくれて、不安が減りました。

  • 何も知らずアレルギーを怖がっていたら離乳食が進まないと思い、離乳食を始める前に読んだ。
    少量ずつ始めるからアレルギーで死ぬことはないし、仮にアレルギーがあったとしても、少量ずつ抗体をつけていく感じで体にとりいれていったら治る可能性も高いことがわかって安心した。

    また、小さければ小さいほど皮膚が薄くバリア機能が低かったり、消化機能が未熟なためアレルギー反応が出てしまうが、成長すると乳幼児期にあったアレルギーも治ることがあることがわかり、アレルギーがある=一生苦労するというわけではないこともわかった。卵、乳、小麦は9割が小学生までに治るらしい。

    実際、我が子は離乳食を始めてアレルギー反応が出てしまったのだが、動じることなく病院に通っています。

  • 少し前から子どもに離乳食を食べさせている。それに先立って奥さんが買ってきた本。

    「湿疹のある肌からアレルゲンが侵入することが食物アレルギーの要因である」
    そうなんだ!という驚き。それで奥さんは前からスキンケアを頑張ってくれていたんだと感心した。

    アレルギーは多くの親御さんが気にするところだと思う。アナフィラキシーはもちろん、大きくなってもあれが食べられない、これが食べられないとなれば大きく生活が制限されてしまう。そうした思いが強いほど、思い込みや間違った情報で行動してしまう人も大勢いると思う。

    本書のような、読みやすく正確な情報を届けてくれる書籍があることはありがたいし意義深い。

    この本で得た知識を子育てに生かしていきたい。

  • さっと読めてわかりやすい。初めての食材でアレルギー反応が出ても1歳を目処に症状は落ち着いていく。少しづつあげることと湿疹が出ている場合は丁寧にスキンケアすること。

  • 勉強になった。もし、息子がアレルギーだったら、この本は買って保存。

    ✔︎抗体は食べる前に作られている→少量から食べ始めることが重要
    ✔︎乳幼児のアレルギーは少量から食べるため、命に関わることはかなり少ない
    ✔︎消化機能が未発達でタンパク質を分解できずアレルギー反応→成長するにつれ、良くなることが多い(1歳半くらい)
    ✔︎離乳食は5-6ヶ月から始めること
    ✔︎タンパク質が多いからといってアレルギー反応が出やすいわけではない(人間と似ている肉とかは、タンパク質が多くても大丈夫なことが多い)
    ✔︎アレルギーの場合、病院で食べられる量を検査する。食べられる量をどんどん増やすことで解消していく

  • 丁寧でわかりやすい。初めての離乳食なので、読めてよかった。けれど、この通りにやろう!と思ったら、かなり気を使うなぁ、もっとゆるい本も読みたいな、と思います。

  • 日本アレルギー学会指導医、日本小児科学会専門医なども務めている小児科医が監修された、食物アレルギーについて書かれた離乳食本である。医学情報、厚労省のガイドラインは常に変更が加えられるものであることや、病院によって離乳食指導が若干異なること(特に食物アレルギーを考慮しての食べ物の導入法など)から、情報の選択に迷うものであるが、その点本書は改訂版で発行が2019年と新しく、またアレルギーの専門医であることから情報に安心感がある。

    内容は写真付きで見やすく、また文章も大変易しいので気負わずに誰でもどこからでも読める。
    皮膚からアレルゲンが体内に侵入し、抗体を作ってしまうという記述には驚き、とても為になった。正しい食物アレルギーについての知識を得るために、本書は大変役に立つ。

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