- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074497409
作品紹介・あらすじ
オムニバス形式のエピソード集としてお届けする待望の第6巻。猫の絵が描かれた樫の木の扉を開ける。「いらっしゃいませ」の声に導かれて歩を進めると、窓もないのに不思議と明るい部屋の中。古いながらも清潔で心地よい内装。出されたメニューに書かれた料理名は日本人なら誰もが知っているものばかり。しかし「あちらの世界の人たち」にとっては見たことも聞いたこともない料理ばかり。「こちらでは普通なんですが・・・」と言って店主が作る料理に「あちらの世界の人たち」は魅了される。生まれも、育ちも、種族もばらばらな客たちは、週に一度、土曜日だけ開店するその店をこう呼ぶ―---「異世界食堂」。さぁ、今週のお客様の注文は?
感想・レビュー・書評
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猫の絵が描かれた木の扉。週に一度、土曜日だけに現れるその扉を開くと、そこには
見たこともない料理を提供してくれる料理店がある。
産まれも、育ちも、種族も異なる客たちを魅了するその店は、「異世界食堂」。
週に一度、土曜日だけ異世界へとつながる洋食屋を舞台にした「異世界食堂」シリーズの6巻目。オムニバス形式のエピソード集です。
このシリーズを読んでいて毎回思うのですが、めちゃくちゃ「料理」へのモチベーションが上がります。作るのも食べるのも、何なら食べさせるのも。
わたしは「プリン」さんが出てくるたびにプリンを食べているし、「メンチカツ」さんを初めて見た時何年も食べてなかったメンチカツを買って食べました。影響受けすぎ。でも毎回美味しい。
毎回美味しいし楽しいし、(異世界ではともかく食堂内は)平和で、幸せな気分で読めるのですが、流石に6巻ともなるとキャラクターの関係、世界観、時系列が複雑になってきてちょっと混乱しました。まあ、流し気味でも十分に面白いから良いんですけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本のオフィス街にある洋食の食堂である「ねこや」に土曜日だけ開店する、
異世界食堂に異世界からの多種多様な種族が食事をしに訪れる物語の第6弾。
今作は、時系列がバラバラのオムニバス形式となっていて、
六柱の内の一柱である、漆黒の巨竜が人化して食堂でウエイトレスを
しているが、あまり出てこない代わりに、店主の姪が登場する。
異世界モノであり、俗にいるなろう系ではあるものである。
俺つえー、異世界転生など、そんなバトルものはイマイチって人でも
楽しめる作品で、1話が10ページ前後とそんなに長くないので、
少しずつ読むのにも向いている。
類似作品で人気のある、「異世界居酒屋のぶ」が好きな人なら、
少々客層の毛色が違ったりはするものの楽しめるのではと思います。
異世界食堂は、客が心温まる感じで店を後にするところが、
単に食事に感化するだけじゃない一面を見せてくれる。
第百十四話「チキン南蛮」は過去数度登場した、3人の若き冒険者の
成長および、新展開があってよかった。 -
まあまあ面白いんだけど、時系列がめちゃくちゃで分かりにくい。
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新しいキャラが給仕として登場!!
皆さまのコメントを見るに、Web版と書籍版では登場人物が違う?
どちらのキャラも魅力的で、今後のストーリーにどう絡んでくるのか楽しみです♪
徐々に違うエピソードに登場人物したキャラが、
他のキャラがメインのエピソードに登場回数が増えてきましたね。
今後のキャラ同士の関係性にも注目です!! -
スパニッシュオムレツ/ナポリタン/コーヒーゼリー/
炊き込みご飯/スイートポテトタルト再び/カナッペ/
フルーツグラタン/カルパッチョ三たび/ハンバーグ再び/
大学いも/ホイル焼き/エビドリア/ロールキャベツ/
冷製パスタ/モンブランプリン/天津飯/アヒージョ/
チキン南蛮/ワッフルつめあわせ/ジャーキー
ごちそうさまでした。今回もおいしゅうございました。 -
2022.01.31
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アニメ二期も放送中の本作品
今回も飯テロの嵐(笑)
人間関係もふとところから継ったり、新たに登場したりと、なかなか楽しい
話的にはドワーフの入り口を使っちゃうカナッペ、エビフライとプリンとモンブランプリン、アレッタとサキのワッフル詰め合わせとか楽しい
飯テロ的にはカルパッチョとホイル焼きがうまそうかな
なおアレッタが泊まっているようだが色っぽい展開はないみたい
【内容:アマゾンから転記】
TVアニメ第2期が大好評放送中(2021年12月迄)。
飯テロラノベの大本命、待望の第6巻!
コミックス1巻も絶賛発売中!
オムニバス形式のエピソード集としてお届けする待望の第6巻。
時に森の中に、時に海岸に、時に廃墟に……その扉は現れる。
猫の絵が描かれた樫の木の扉は、
「こちらの世界」と「あちらの世界」をつないでいる。
扉を開けて中へ入ると、そこは不思議な料理屋。
「洋食のねこや」。
「こちらの世界」では、どこにでもありそうだけど意外となくて、
生活圏に一軒欲しい小粋な洋食屋として、創業五十年、
オフィス街で働く人々の胃袋を満たし続けてきた。
グルメの井之頭某が孤独にメンチカツを頬張っていそうな、
高級すぎず安っぽくもなくイイあんばいの店内は、
昼時ともなるとサラリーマンで溢れかえる。
「あちらの世界」では、「異世界の料理が食べられる店」として、
三十年ほど前から、王族が、魔術師が、エルフが、
究極の味を求めて訪れるようになった。
週に一度だけ現れる扉を開けてやってくるお客が求めるのは、
垂涎の一品と、心の平穏。
美味いだけではないその料理には、人々を虜にしてしまう、
不思議な魔力が宿っている。
誰が呼んだか「異世界食堂」。
チリンチリン――。
今日もまた、土曜日に扉の鈴が鳴る。 -
書籍版にはクロがいるからどうなるかと思ったけれど、一応こっちにもサキは登場するんですね。その一方でクロが全く喋らない、というよりそもそもいない世界線の話がいくつかあったような。