学習漫画 世界の伝記 二宮金次郎 農業の発展につくした偉人

  • 集英社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082400149

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んだのには理由があります。
    過去に読んだ本の中に、「日本人を代表する勤勉な人は、二宮金次郎だ」という文章をみつけました。彼がどんな人だったのか、どのように勤勉だったのかが気になったので読みました。形態がマンガ形式で読みやすいだろうと思ったことも理由の一つです。
    江戸時代は士農工商で身分の差が顕著な時代。農民から、這い上がっていった二宮金次郎の姿が描かれています。
    洪水で被害にあった土地に出向いて、コツコツと畑仕事をする。その姿がとても感動的です。
    印象に残った場面は、田舎から出てきて、松の苗を売ろうとしているおじいさんが出てくるシーン。おじいさんは「苗が売れないと故郷に帰れない」と言います。そこで、金次郎は、その苗を買いとって、氾濫しやすい川の近くに苗を一人で植えていきます。洪水防止のために。このように、おじいさんのことも救いつつ、洪水防止という街の安全を図るという「一挙両得」精神がすごいと思いました。頭がいい思いました。
    作品を通して、二宮金次郎の勤勉さを感じることができて良かったです。

  • 「苦労しながら農業について勉強し、倹約につとめた金次郎。小田原藩の財政改革や、まずしい農村の建て直しに力をつくした努力の人。」

  • 二宮金次郎がみんなを助けられてすごいと思った

    2023/02/06 5歳

  • 当然読みやすい。アルミのやかんっぽいのが出てくるのはご愛敬。

  • 日本にとっての農業の意味、なぜニノキンがこんなに偉人と言われているかがわかった。要は、その時代に即した、その時代に求められたことをやり、それに全力をかけたわけです。
    そして農業がいかに日本人の文化、価値観に根付いているか。いろんな本でさらっと農業のせいで、とは聞いていたけれど、詳しく聞くと、なるほどね、そりゃあ協力が大事、そりゃあ五人組とか効果的、そりゃあよそ者はやばい、そりゃあ・・・と納得し通し。
    それと、昔の役人は、今よりももっと暴利を貪っており、全然働かないダメなやつだった、今はまだ差が狭くなってマシになった、というかここは割と理想郷の様な作りになっているんだね、昔の不満を解決したらこういう国になる。アジアの国から憧れの国に見えるのもうなづける。
    でも、この国にはagainかけているものがある。それは心の豊かさと、自由意志の尊重。というか、自分というものの確立。難しいのは、この国に住んでいる限り、それは不要だということ。。
    とてもいろいろわかった、とてもいい本だった。教科書に載っていない、非常に重要な歴史背景がやっと理解できた。

  • このシリーズを学校から借りてきては読んでいます。大人は一気に読めます。面白いです。本によっては絵が今イチだったりします。また2人の漫画家が描いていてココまでは石坂啓…などと見るのも面白いかも。

  • 私、文科系の本が苦手なんです。けど、米印が、はじっこの方についているから、わからない言葉があったら、米印のしたの、説明文章を読んでます。今回のお話は、農民の貧しい暮らしを救った人のお話です。その名は、二宮金次郎さんです。二宮金次郎さんは、子供の頃、たくさん学問を学んだおかげで、その学問を、色々なところで活躍させることができた人なのです。私は、ドキドキした場面や、悲しい場面では、いつもよりもはやくページをめくってしまうのです。少し難しかったけど、ほとんど頭に入ったので、文科系の本も、いいのがあるなぁ、と思いました

  • 父が図書館から借りてきて、読んでみたら面白かったです。

    こんな人が現在の政治家になったら、日本の将来が変わったりして。

  • 子どものときからお酒を買うお金手に入れたのが、すごかった。

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