学習漫画 世界の伝記 NEXT エリザベス・ブラックウェル 運命を切り開いた世界で最初の女性医師

  • 集英社
4.23
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082400521

作品紹介・あらすじ

現代の日本では女性の医師の存在は当たり前になっています。しかし、いまから200年ほど前、医師は男性だけの仕事でした。女性は医師になることはもちろん、医学を学ぶことすらできなかったのです。そんななか、1849年、世界ではじめて女性の医師がアメリカで誕生します。彼女の名はエリザベス・ブラックウェル。女性が働くことすら困難だった時代、彼女はさまざまな差別や悲劇を乗りこえ、医師となり、病院をつくりました。さらに女性のための医学校をつくった彼女は、あとにつづく女性医師の希望の光となり、その道を照らしつづけたのです。

感想・レビュー・書評

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  • 女性初の医師!子供に借りて読みました
    ナイチンゲールの時に出てきた方だったので、今回詳しく知れてよかったです

  • エリザベス
    パパから、自分を生かす道をまっすぐ進め
    自分の道は自分で決めるんだ
    自己管理できて初めて人を治せる

    自分の役目を探しなさい
    それが自分を生かすということだ

    ナイチンゲール
    価値ある事業はささやかで人知れぬ出発、地道な苦労
    少しずつ向上しようとする努力、そういった風土のうちで真に発展し、開花する

  • 「現代の日本では女性の医師の存在は当たり前になっています。しかし、いまから200年ほど前、医師は男性だけの仕事でした。女性は医師になることはもちろん、医学を学ぶことすらできなかったのです。そんななか、1849年、世界ではじめて女性の医師がアメリカで誕生します。彼女の名はエリザベス・ブラックウェル。女性が働くことすら困難だった時代、彼女はさまざまな差別や悲劇を乗りこえ、医師となり、病院をつくりました。さらに女性のための医学校をつくった彼女は、あとにつづく女性医師の希望の光となり、その道を照らしつづけたのです。」

  • 後に継ぐ女性のために頑張ってくれた女性がいた事を忘れてはならないわね~

  • 女性初の医者になるなんてすごいと思おました。
    諦めなかったから夢がかなったんだと思う。
    小学生のうちにこの本を読めてとても勉強になりました。

  • 子供の次いでに借りました。
    解説、ラストのページで日本で医療に携わった方の紹介もありました。今日の当たり前が通じなかった時代に、とんでもない信念を持って生きて来られた方に尊敬を覚えます。絵柄も綺麗で読みやすかったです。

  • エリザベスがお医者さんになるということがわからなかったから面白かった。

  • 今までこの人のことも、名前すら知らなかった。欧米でさえ、女性差別が強くあった時代に、医師になった女性の話。この女性の話も凄かったし、加えて、これを読むまで、伴侶でもない異性(=男性)の医師に対し、自分の体を見せなきゃいけない女性の患者の気持ちを想像したことなかったということに気づいた。
    この作画の方の絵のタッチもかなり好み。

  • 最近の伝記の本は、私が子供時代に読んだ人だけでなく、全然知らない人もいる・・・。

    エリザベス・ブラックウェルは、世界で最初の女性医師。
    イギリスに生まれ、女性も教育を受けるべきだという父に育てられる。一家でアメリカに移住してからも、「女性だから勉強は必要ない」という当時の考え方に反対し、男性にしかなれなかった医者になった。
    そして、もっと多くの女性が学べるようにと、学校を作った。

    今、まだ、世界では女性が学びの機会を与えられないという地域もあるけれど、女性だって男性に劣ることはない、女性も平等に学ぶべきだという国も多い。それは、エリザベス・ブラックウェルみたいな人が頑張ってくれたからだと思う。

  • (2015-05-03)(2016-12-24)(2017-08-12)

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著者プロフィール

1958年北九州市生まれ。小倉南高校を経て立教大学文学部日本文学科卒。ノンフィクションライターとして、「女性自身」の人物ドキュメント「シリーズ人間」をはじめ、さまざまな社会現象・事件のなかに息づく人間存在にスポットを当てて取材を続けている。著書に『阿部定正伝』『草原の人 美空ひばりからの手紙」など。

「2022年 『「戦争がもたらすものを撮る」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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