学習漫画 中国の歴史 2 秦の始皇帝と漢の武帝 秦・漢時代

  • 集英社
3.50
  • (2)
  • (4)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 65
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082482022

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 始皇帝が短気だわ。え、え、キングダムと性格が真逆なんですけど⁉
    やろうとしている野望は同じだけど性格が、、、。まあでもいいや!

  • 秦〜前漢〜新〜後漢までの時代を扱う。
    どうしても始皇帝のイメージばかりが強いこの時代だが、始皇帝のみならず王莽のクーデターなど、バランスよくこの時代のエピソードを扱っている。
    もちろん項羽と劉邦についても触れられている。

    秦の始皇帝、中国全土を統一!
    万里の長城をきずいた秦の始皇帝の大事業。項羽と劉邦、宿命のライバルが統一王朝をめざして対決。四〇〇年間も続いた漢帝国の偉大なる繁栄…。武帝のきずいた漢帝国/後漢の光武帝/ほか

    秦が滅亡すると貴族出身の項羽(こうう)と庶民出身の劉邦(りゅうほう)により、中国大陸の覇権を争う戦いが起きます。この争いは、紀元前202年の「垓下(がいか)の戦い」にて劉邦が項羽を破り中国を再統一し漢王朝を建国しました。

    前漢の都は長安。現在の西安。
    最初の皇帝は、もちろん項羽を破った劉邦。この劉邦は高祖ともいう。死後につけられた名前。

     劉邦は、短命政権に終わった秦と同じ過ちを起さぬよう、郡国制を用います。
    漢では、皇帝の直下地とそれ以外の地域では半独立国の併用による二元的統治が行われていた

    その後、漢は劉邦のひ孫にあたる武帝(ぶてい)の時に最盛期を向かえます。景帝の後の皇帝ですね。大規模な遠征により、どんどん領土を広げていきました。

    漢の中央集権体制はじょじょに緩み始め、追い討ちをかけるように王莽(おうもう)という人物が皇帝を殺害し新たに2歳の皇帝を即位させるという事件が起きました。

     そうして、王莽は、その幼い皇帝に帝位を譲らせて「新(しん)」という王朝を建ててしまうのです

    この王莽のおこなった政治は周の時代の政治を復活させようとするものでした(これを周礼といいます)。しかし、この政策は現状にそぐわず農民から反乱が起きます。赤眉(せきび)の乱というのですが、眉毛を赤く塗った農民たちが戦ったので赤眉の乱です。

     結局、王莽は殺されてしまい。紀元8年に成立したばかりの新は23年には滅亡してしまいました。

     そして、この乱を鎮圧したのが前漢の末裔である劉秀(りゅしゅう)という人物です。劉秀は、乱を鎮めると都を洛陽(らくよう)に定め、光武帝(こうぶてい)として即位します。

     光武帝・・・。そう金印ですね。光武帝が日本(倭)に送ったものとして国宝に指定されていますよ。

  • 王莽のことが少しはわかります。漢400年の間の新はあまり知らなかった

  • た 320210926、②20210902、①20210818

  • 当たり前ですが、展開が早い。

  • <目次>
    第1章 始皇帝と万里の長城
    第2章 項羽と劉邦の戦い
    第3章 武帝のきずいた漢帝国
    第4章 王莽の新王朝
    第5章 後漢の光武帝

    <この時代に由来する言葉>
    四面楚歌:項羽が敵陣から流れる楚の歌を聞いて観念した。
    虞美人:項羽の愛人・虞姫に由来
    虎穴に入らずんば:西域に遠征した班超が部下を叱咤激励した言葉

全7件中 1 - 7件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×