- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784082482084
感想・レビュー・書評
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中国の屈辱の近代史は阿片戦争(アヘン戦争)に始まる。阿片戦争は卑怯卑劣な戦争である。グラッドストーンは英国議会で反対演説を行った。「その原因がこれほど不正義で、また、わが国にこれほど永遠の不名誉を残すことになる戦争を、私はこれまで聞いたことがないし、また、読んだこともない」
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た ③20210825、②20210818、①20210813
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長い清の時代を1冊にまとめ切った巻。清の皇帝は質素倹約かつ国に尽くし、一番の賢帝とのこと。
この時代に人口が億を超え、豊かな庶民が現れた。
18世紀に始まった農村との貧富の差が現代も残る。
平戸で生まれ、日本人の母を持つ鄭成功をもう少し知りたい。
チャイナドレスは馬に乗るとき用のデザイン。 -
1875年に日本が列強と合わさって清を侵略する意図を持っていたと描かれており、ぶったまげた。1877年の西南戦争まで、日本には外国を相手にしているゆとりはない。清と対峙したのは1884年以降、1884年から1894年までは李氏朝鮮は清の支配下にあり、日清戦争で初めて力関係が逆転した。
<目次>
第1章 康熙帝と清帝国の安定
第2章 清手国の黄金時代
第3章 花開く清朝の文化
第4章 アヘン戦争と太平天国の乱
第5章 アロー戦争と洋務運動
2015.09.27 読書開始
2015.09.30 読了