日本の名作「こわい話」傑作集 (集英社みらい文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784083211119

感想・レビュー・書評

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  • 日本人が書いた、怖い話というよりは、童話の話。
    昔読んだ覚えがあるものばかりで、てっきり昔の童話だと思っていました。
    結構、新しかったのですね。

    全体的に言えることと言ったら、してはいけない事はしないよう、でしょうか?
    約束を違える事もそうですし、人を殺す事も、騙す事も
    欲を持っている事も。
    こうやって、子供に色々教訓を植え付けていくと思うと
    絵本も昔話も、大事なものです。

  • 通信教育の「Z会」が小中学生向けに、日本の有名な「こわい話」「怪談」を編集したアンソロジー。
    タイトル(幽霊・妖怪の名)は知っていても、ちゃんとした話(原作)は知らないという話も多かったので、なかなか興味深かった。

    個人的には、巻末の解説は、それぞれの話の最後につけた方がよかったかと思う。
    ここだけ掲載順ではなく、いきなり作者名順だったから、ちょっと読みにくかった。

    収録されている作品は文句なしに名作だった(芥川の『蜘蛛の糸』は「こわい話」かと言われると、疑問が残る)が、構成にやや不満が残り、評価が難しいので、あえて「評価なし」で。

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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