賢いオッパイ

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 52
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784083330100

感想・レビュー・書評

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  • 破壊力のあるエッセイ。
    タイトルがまずすごいでしょ。
    そして著者の魅力を感じる本です。
    なるほど、だからこそ活躍できるんだな、と。

    本中にはいわゆるダメ男が結構出てきます。
    著者はそういう男に何人も
    痛い目を見てきたように思うのよね。
    見ていてすごく痛いのよね。

    それとペットに関しても出てきます。
    いつか別れはきてしまいます。
    分かれとともに、今まであったきずなも
    切れてしまうのです。
    ペット以外で保ってきたきずなもね。

    小説もすごくぐっときて面白かったです。

  • P9
    イイ歳して…のイイといいうのは、
    もうイイのイイ、
    もうイイ…と、自分を諦めて、
    気は済んだろ?もういいだろ?
    もう夢見たり、
    ワクワクなんかしなくてもいい、
    さっさと人生捨ててしまいなさい、
    と勇気や冒険する元気を奪おうとする、
    とんでもない言葉

  • 桃井かおりは基本何言ってるかわかんないんだけど、たまにいい表現だなー、とか、こうなりたいなーとか、そういうのがちょいちょい出てくる。独特な感じ。旅に出たくなる。

  • 個性的でカッコイイ桃井かおりさん著。
    恋愛、仕事、プライベート、桃井節炸裂のエッセイ。

  • なんとなく怖い人のイメージがあったけど、かわいい感じでした。

  • 図書館にて。
    桃井かおりさんって、女優さんとしてとても好きだったけど、
    なおいっそう好きになりました。
    過酷な旅の話や、日々の恋愛の話、
    本当の気持ちをこんなに書いちゃっていいのかなって思ったよ。
    自分らしく、カッコよく生きていくって…と考えさせられました。

  • 独特の語り口で綴る魅力的なエッセイ
    「窓」とか好き

  • 桃井かおりが大好きなんです。
    この本には魅せられてしまったよ。
    お嬢様育ちにはかなわないわ。

  • 桃井かおりに文才があったとは知らなかったなあ。表現が素敵です。少女らしさや大人らしさ、いつもみる桃井さんは、クールで素敵な女性というイメージだけど、その実とても繊細で、その感じが文章によく表れている。彼女作のお話なども載っていて、なかなかおもしろい1冊だと思いますー

  • おっとこまえな姐さんの、凛としたの生き様。

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。12歳から英国にバレエ留学。高校卒業後、文学座附属演劇研究所に所属。「あらかじめ失われた恋人たちよ」(71)で映画デビュー。ロブ・マーシャル監督の「SAYURI」(05)でハリウッドデビュー以降、海外作品にも出演。自身の短編小説を映画化した「無花果の顔」(07)で長編監督デビュー。ベルリン国際映画祭でNETPAC賞受賞。「火 HEE」(16)でロサンゼルス日本映画祭監督賞受賞。歌手、プロデューサー、デザイナー、エッセイストなど多くの顔をもつ。08年紫綬褒章受章。

「2021年 『かおり的家ご飯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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