華つづり夢むすび ―清少納言 梛子― (清少納言 梛子シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2002年7月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086001441
作品紹介・あらすじ
月を愛で、漢詩を諳んじる、若き女房・梛子-その呼称を、清少納言。彼女には幼い頃より、遠い記憶を視る能力があった。ある日、梛子は帝の御前で上質の料紙を賜った上、中宮定子からまるで揶揄われるように「枕ごと」を綴ることを勧められた。しかし華やかさの欠片もない自分の恋愛遍歴など描きようもない。何を書くべきか迷った挙げ句、梛子は、最初の五文字を綴った。「このそうし」と。
感想・レビュー・書評
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シリーズ1
清少納言を主人公とした、平安の物語。
うっすら、この時代の雰囲気がわかるような
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清少納言 椰子シリーズ1冊目。姫神様シリーズは全く読んでいない。すでに後宮にいる設定で進むが、間に最初の夫、則光の馴れ初めなどが入る。
そのエピソードだけみると則光ひどい!と思ってしまいました。ここでは子供を産まない設定になっているし。ずいぶんと印象は変わるものですね。定子サロンではまだキラキラしている頃で、草子のもとをいただくエピソードが書かれている。 -
藤原さんらしい平安時代のお話。
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姫神シリーズとか清明さんシリーズとかとつながっていたりして面白い!!
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シリーズ1作目
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もともと好きだった清少納言。
もっと好きになってしまった。 -
この本が好きだから清少納言が好きなのか、
清少納言が好きな上にこの本が好きなのか・・・
・・・よく覚えてないけど、古典の時間に“古典の常識”とかいって上達部とか殿上人とか透垣とか炭櫃とかやたら読まされて、そういえばこれ読めるのって藤原さんの本読んでたからだよなぁ、と思い。
読み返してみました。
このお話だと晴明さんがなんか偉い人っぽそうで私びっくりした。っていうかうけた。
何はともあれ、右衛門ちゃんとなぎちゃんがいい友達でよかった。
・・・っていうかやっぱ、なぎちゃんはいい!
女はそうでなくっちゃね!-
なぎちゃん私も好きー!!ちっちゃいなぎちゃんも好きだけどこのお話のなぎちゃんも好きー!ねね出てきたときどうしようかとか思った私。ねね・・・・なぎちゃん私も好きー!!ちっちゃいなぎちゃんも好きだけどこのお話のなぎちゃんも好きー!ねね出てきたときどうしようかとか思った私。ねね・・・・2010/01/16
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ずっと清少納言は歴史上好きな人物でしたが、まさか「姫神さまに願いを」の梛子が清少納言だったとは思ってもいませんでした。
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藤原眞莉嬢の独特の文才に惚れるきっかけとなった本です。いままで平安時代ものに手を出していきましたが藤原さん以上に平安時代を十分に表現出来る方はいないと思っています…。
姫神さま本編と晴明編と微妙につながっています。そっちもセットで読んで見るとますます面白くなると思います^^ -
清少納言さんがとっても大好きになってしまった一冊。