海神の彼方へ(上) (コバルト文庫)

著者 : 藤堂夏央

• 集英社 (2005年4月28日発売)

作品紹介・あらすじ

高校生の久我俊道は最近変な夢ばかり見る。夢に出てくるのは従兄弟の和公や「皇子さま」と呼ばれる金髪の少年。親戚の家で見つかった古文書をひもとくとそこには自分たちと同じ名を持つ先祖の物語が記されていた。彼らは遙か天正の時代にイスパニアを経てローマを訪れようとしていたらしい。イスパニアでは美貌の貴公子ドン・ファンと出会うことになるが…。歴史ファンタジー。

感想・レビュー・書評

[みなみさんの感想 · 2006年5月9日]

高校生の久我俊通は最近変な夢ばかり見る。夢に出てくるのは従兄弟の和公や「皇子さま」と呼ばれる金髪の少年。親戚の家で見つかった古文書をひもとくとそこには自分たちと同じ名を持つ先祖の物語が記されていた。彼らは遙か天正の時代にイスパニアを経てローマを訪れようとしていたらしい。イスパニアでは美貌の貴公子ドン・ファンと出会うことになるが…。歴史ファンタジー。

[ハンナさんの感想 · 2005年7月28日]

私にとって初めての書き方というか書法というか…。一応、現代の人間が主人公なんだろうな〜。その人が古文書を見つけて、その古文書をみんなに読み聞かせている。その内容がこの小説になっている、みたいな。うまく説明できないけれど、こんな方法もあるのだなと感心しました。読みづらくないので、いい感じです。
20050718:読了