乙女はゆりかごを揺らして 鏡のお城のミミ (鏡のお城のミミシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086006538

作品紹介・あらすじ

お互いの愛を確かめあったのにエリックと引き裂かれて、ミミはカンタン王国に戻った。ソフィー王妃は失意のミミを暖かく迎えてくれるが、国王ギヨーム三世の態度は冷たい。エリックの不在に慣れないミミは王城にやってきたクロティルドの使者に近づく。そんなミミに不審の目を向けるギヨーム三世。やがて王妃の産んだ王子をめぐる陰謀が起こるが王妃を守る謎の男も現れて…。

感想・レビュー・書評

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  •  なんだかミミが殊勝になってて可愛らしく、読みやすい巻でした。
     なんといってもギヨーム三世が可愛らしかったです。幼児と大人げなく怒鳴りあっている時なんか特に。ラードルフとの誤解(?)も解けて、ギヨーム三世が幸せそうで、本当に良かったです。私、この王様が登場キャラクターの中で一番好きです。だからお茶会を開催してくれたミミには拍手を送りたいと同時に、エリックの面影を求めて倒れたのは可哀想でした。
     タイトルからしてミミ、妊娠か!? と思いましたが、流石に違いましたね。
     クーもソフィー王妃もコンスタンタンも可愛くて、とても良い巻でした。次巻が楽しみになりました。あれ? エリックいない方が、私にとってこの話面白いかもしれません。エリック嫌いなわけではないんだけどな……?

  • シリーズ11巻目

  • エリックに助けられたミミがマルグリット公国経由でカンタン王国に戻ってきましたけど、気丈に振る舞っていたミミがエリックそっくりのベアトリスと顔をあわせたとたん倒れたのは、ちょっとかわいそうです。

    この巻ではエリックはほとんど出てこなくて、代わりにカンタン王国の陛下が多めに出て来てますけど、また余計な気をまわして・・・。エリックも薬を飲ます前に事情を説明していればいいのに、エリックはエーリヒに協力したあとはミミと再婚って考えているのかもしれませんけど、その間にミミが結婚してたらどうするんでしょうね。

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