狼たちの帝国 コラリーとフェリックスのハネムーン・ミステリー (コラリーとフェリックスシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2006年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086007757
作品紹介・あらすじ
父親を見殺しにしたジャコモ老を恨み、復讐を企てるファン・ロイ。彼によって連れ出されたコラリーは、またもフェリックスと引き離されてしまう。だが彼女は、どこか優しいファン・ロイを悪人とは思えず、憎めないでいた。一方、コラリーを奪われたフェリックスは手がかりを求め、マリネッティ一族の本家があるファブリア行きを決める。だが、その直後、ジャコモ老が逮捕されたと知って。
感想・レビュー・書評
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マリネッティ編最終話。丸く収まってよかった!そしてファンロイの最後の台詞が印象的。彼は許すことが出来て、古たぬき相手に皮肉を言えるようになって欲しい…。〈2007/08/25)
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ようやく終わった。マリネッティ編。
とりあえず、シリーズの初めのほうに出てきたキャラのことを全く覚えてないのに、登場するから困った…。
ファンロイがかわいそうだったよ…ジャコモじいさん、もっと早くどうにかできてればね…皆幸せになれたのに。お金持ちの肉親の争いっつーのは大変そうです。 -
よーーーやく、ハネムーン最終巻。ちょうど西魔女と同時期に買ったのだが、私ってこの手の幼馴染ラブ好きだよなー、と思う。たいてい男の子の方が早熟で、精神的に傷を負ってて暗く。女の子は底抜けに明るくて行動力があり、しかし恋愛にはやたら鈍くて、でも実はやっぱり相手が好きっていう。
ま、今回はマリネッティ一族(ファンロイ含む)大活躍でしたね。おじいちゃんにはだまされませんでしたよ。
それにしても、このハネムーンが終わる時には子供が出来ると予想してったんだけどなあ。 -
有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険。初めきゃぴきゃぴした小説なのかな〜と思いきや、意外や意外、ミステリーで読み応えもあり、コラリーとフェリックスの会話が、まるで漫才のようで面白いです。
ようやっと、結婚までこぎつけて、ハネムーンの最中なのですが、いつものごとく事件に巻き込まれ、ようやくこの巻で今回の事件は解決しそうです。
コラリーも可愛らしいですが、フェリックスの無表情で、歯に着せぬ発言がたまりません。フェリックス、頭脳明晰でカッコいいんだよね〜。でも、コラリー以外、眼中にありません。そこが、またいいんだけどさ〜。現在、連載中です。