小さな恋の種まいて 鏡のお城のミミ (鏡のお城のミミシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 70
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086008297

作品紹介・あらすじ

ミミは令嬢ブランシェとエリックの恋の橋渡しを買って出るが、ダンスを踊る二人の姿になぜか涙がとまらない(「Shall we dance?」)。荒れ果てた館を訪れたミミとエリック。夢かうつつか、結婚式をあげることになった二人に領主夫妻の悲しい運命が重なる。(「亡霊城の王妃」)ほか。恋する気持ちを知った少女は、意地っ張りな元王子に導かれ、運命に立ち向かう。キュートで切ない恋の短編集。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ13

    色々な時代の短編4つ

    砂漠を旅していた頃のお話が好きだなぁ

    あとは、最後の。

    バティストの婚約者として、
    カルネー城で奮闘するミミも
    カッコいい!

    がんばれーとエールを送りたい。

    13巻を読んだ後に読むと、
    この後、あぁなるのね…
    と感慨深い


    満足の一冊

  •  ミミシリーズ短編集です。私は、好き嫌いの分かれる話が多かったです。
     なかでも「Shall we dance?」はミミの身勝手さが全開で嫌いな話でした。最初の頃のミミってこんなだったんだなー。嫌いだなー。と改めて確認できた話でした。
     一方「亡霊城の王妃」はかなり好きな話でした。ミミシリーズらしくないファンタジックで、過去と現在が混じり合う美しいストーリーでした。この作者さんの幅広い技量に感嘆しました。
     他には本編で描かれなかった幕間みたいな話が多くて、かなり楽しめました。「小さな恋の種まいて」も「砂の花」も、そこ省いちゃうんだ……と本編の時残念だった、エリックとミミの平和(?)な日々が見れて良かったです。「午後のお茶会」も珍しくミミの勇姿が描かれていて、これも良かったです。
     でも本編が大変なことになっているので、やっぱり本編続きが読みたいところです。ウィキペディアによれば、あと本編2冊と短編集1冊らしいので、早く読破したいものです。

  • シリーズ13巻目

  • 短編集です。

    <Shall we dance?>
    この頃のミミは、エリックをないがしろにしがちで、ちょっとあんまり好きではないです。鈍感にもほどがあります・・・。

    <亡霊城の王妃>
    ポールがおばけが嫌いという事実が発覚しますけど、おばけがきらいな割に、真っ暗な井戸に入ったり、がんばるなぁと。
    ちょっと不思議な話です。

    <小さな恋の種まいて>
    リゼットがかわいいなぁと。
    最終的には身分を超えて、本物の彼を選んで。
    結構好きな話かも。

    <砂に咲いた花>
    クロティルドでのお話ですけど、本編には全く出てこなかった、砂漠の民とミミとのお話。妙に正義感の強いミミは、たまにイラってするときがありますけど、このあと、別れ別れになるんですよねー。

    <午後のお茶会>
    前巻と次巻の間の話かな?
    意外と王女っぽくなってきたミミ。このあたりのミミは割合好きです。

  • 読みやすい本です

  • ミミ×エリックを応援中v
    やっと恋が実ったのに、また離れ離れ。
    エリックも大変で可哀想な人です。
    エリックの弟も出てきて、新展開を迎えそうなので、次が楽しみ。

  • 倉世先生は文章がとても上手いと思う。読みやすいし。今回短編集だったけれど、色々美味しいネタがあり不満もなかったから満足した気分で読み終えました。
    2006/10/26 読了

  • 短編集。最後の話がわりと好きです。ただ単にジャンスキーなだけかもしれない。

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