恋のドレスと硝子のドールハウス ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2007年3月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086008983
作品紹介・あらすじ
仕立屋『薔薇色』を訪れた少年エド。クリスは彼にそっくりだという姉シャロンのドレスを依頼される。屋敷を訪れたクリスは、シャロンの恋の相手を選んでほしいと頼まれ、恋をゲームのように弄ぶ姉弟に困惑する。『薔薇色』のドレスで本当の恋に目覚めたシャロンにエドは反発するが…。一方、シャーロックは闇のドレスとクリスの母の関わりに気づき、クリスと向き合う決心をする。
感想・レビュー・書評
-
シリーズ6
病弱な双子の自立と恋
そして
クリスに会いたくてしょーがない
シャーロック!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クリスの過去、依頼人の過去と場面がたびたび変わります。
1冊完結で、何処から読んでもいいとのことですが、私はやはり順に読んで行きたいです。 -
今回は恋だけじゃなくて親子の物語。クリスとリンダも親子なので、その前哨戦か。
デイヴィットがいいキャラで心休まる。逆にユベールがこんなに出張ると思わなかったし、顔はいいのかもしれないけど偉そうだよね(笑)
あとまさかのパメラの恋のさやあてが…イアン派です(笑) -
マクドス将軍令嬢シャロンのドレス作りの話。
将軍長男のエド、性格よければかわいい子なのに…。 -
そっくりな姉弟の物語。
姉弟って、また微妙だと思う。
それぞれの関係と、そして親の想いと。
得てして親の想いっていうのは子どもから誤解を受けやすい。
それは親も子供に甘えているからだと思う。
でも、親子というのも一つの人間関係だ。
大切な関係だからこそ、より大切に慎重に扱っていかなければならない。
クリスの関係は、ま、少し進展ありというところ。 -
シャーリーはクリスに会う口実(主に自分に対しての)をこじつけるのに必死だな。パパンに作った借りをいつ返す羽目になるのか。きっと絶妙なタイミングでこのカードをパパンは切るのでありましょう。ローストビーフ、今回も食うに至らず。
-
父親を憎むのは息子のしごと。
-
少し、クリスの根っこの部分に触れ始めました。