風の王国 嵐の夜(上) (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086011457

作品紹介・あらすじ

リジムが戦地で崩御-。突然の報せに愕然とする翠蘭。リジムの面影を求めて、城内を夢うつつに彷徨う…。しかし国王亡き後、最高権力者となった幼き皇太子ラセルの名代として、王国をまとめる立場となった翠蘭は、気丈に悲しみをこらえながら政務に集中し始める。そんななか、侍女ロナアルワが倒れる。リュカは彼女が妊娠しているのではないかと言うのだが。荒れ狂う運命の波に翠蘭は…。

感想・レビュー・書評

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  • イラストが好きで、内容も好きで当初からずっと追って読んでいた作品。でも多分この巻までしか読んだ記憶がない。
    前巻のリジムの死から立ち直れなくて立ち直れなくて。そして何度も一巻の2人の出会いを読んで泣いた。
    色々な本を読んでいたけど、大人な相思相愛って感じで憧れた2人だった。
    そして、何度も「実は生きていた」説を希望しつつ、その後史実があることを知って調べて落ち込んだ。

  • 風の王国シリーズは誰でも面白いと思う。
    少女向けだけど全然大人の女性におすすめ。
    歴史を取り扱っている側面から容赦なくいろんなことが起こって、特にこの巻は悲しみに溢れるところです。

    私は初めて読んだのが高校生の時でしたが無茶苦茶泣きました。最初の出会いなど読み返すほど泣けました。
    リジムも主人公もとても大好きです。

  • シリーズ14巻目

  • いきなりこんな展開になったとはびっくりしました。
    泣きながら、リジムーって思わず心の中で叫んでしまいました。
     翠蘭が、リジムを探すところが痛々しくて・・・。翠蘭頑張って!!

  • 最初からボロボロ泣かせていただきました…!
    もう翠蘭の気持ちが痛いほどに共感してしまい、涙が止まりませんでした。

    ティサンとロナアルワにイライラ(`・д・´)

  • 初っ端から怒涛の展開といいましょうか…。
    もうヒーロー(?)が死んでいる時点で、コバルトとして
    すごい状態なのかと思われます。
    さすがコバルトというべきなのか
    すごいぞ作者というべきなのか…。

    問題は山積み。
    なのに突如としてやってくる大問題。
    どうしますかというよりも、どうなる!? じゃないでしょうか?
    とりあえず、展開は思った通りですし、本来の『父親』も分かりますが
    これ一体どうやってどうするつもりなんでしょう?
    むしろ新しい『侍女』は、この後どうしたいんでしょう?
    すぐ死ぬ気ならともかく、この後ずっと黙ってるのは無理なのでは。

    読みたくないけれど、読まなければ進まない
    恐ろしい状態となってます。

  • 史実通りにきていた内容なのでやはり、その通りになってしまいました。

    結構読むの苦しかったなぁ。
    人が死ぬのなんて当たり前の事なのに、本が違うだけで、こうも辛くなってしまうとは。

    リジムがいなくなった後の翠蘭を思うとホントに悲しいのだけど、それを乗り越えて明日を迎えようと決心した翠蘭がすごくかっこ良かった。
    まだまだ不穏な空気が張りつめていて、最後まで気になります。

    えーとガルは死にませんように。
    結構ガル好きなので。
    まぁ史実でもかなり活躍した人物みたいなのでしぶとい人だとは思いますが(笑)


    このシリーズはここでかなり評価が分かれただろうなぁと、
    ライトノベルなんだから史実をひんまげてでもハッピーエンドでいけばいいのに、と思う人が多いんじゃないかと思います。

    私はどちらでもよかったかな。
    それに見合う内容になっていれば。
    ただリジムの死因が解せないだけ(泣)

  •  本をさほど多く読んでいないからそう思うのかもしれませんが。
     歴史を扱ってるとはいえ、少女向けライトノベルで初登場時には既に子持ち+妻子を遺して他界するヒーローにはそうそうお目にかかれないだろうなぁ、とか的外れな事を思ってしまいました。

  • 本当に悲しいのに、悲しんでいる暇ないよね…

  • リジムを探す翠蘭の姿はとても痛々しく、辛いですね。これから吐蕃はどうなるのか、下巻も楽しみです。

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