- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086012782
作品紹介・あらすじ
ついに再会を果たした琳琅と有。だが、琳琅は皇帝・李恒の後宮に閉じ込められ、有は重罪人として死罪が避けられないという。何とか処刑前に有を助け出したい琳琅は、ある大きな決意を胸に、皇帝と対峙する-。一方、兄皇帝の命に従って有を捕らえたものの、いまだ兄への想いと友情の狭間で揺れる尚が、悩んだ末に取った行動とは!?大人気中華ロマン激動の完結編、二カ月連続刊行開始。
感想・レビュー・書評
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月色12巻です。
遂に完結編の前編になります!
再会を果たした琳琅と有。
だが琳琅は後宮に閉じ込められ、有は死罪が避けられない。
何とか有を助けたい琳琅は、ある決意を胸に秘める。
一方、皇帝の命により有を捕らえたものの今だ二つの狭間で揺れる尚がとった行動とは…。
めっさ自分勝手な理由で有さんを処刑しようとしている李恒にイライラ…。
長安の牢屋は、さすがの有さんでも脱獄できないくらい頑丈だそうです。
いつも自信満々な有さんに策がないってのも不安を煽ります。
どうにかして有さんを逃がしたい琳琅は王城のあちこちを帆走します。
牢屋越しの琳琅と有さんの会話が切ないです…。
どうにか彼を助けたい琳琅は、一大決心をするのだけど、有さんは自力で脱獄しました、笑。
さ、さすが…!やっぱり有さんは期待を裏切らない男ですね。
悪運が強いというか…たまたま通りかかった琳琅父にもちゃっかりお許しをもらっちゃうし!
良い性格してます。
こうなったら一度ならず二度までも有さんにやられた尚さんの部下二人がかわいそう、笑。
そして、タイトルはこういう意味だったのかーと納得!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010年8月4日
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ジリジリと待たされたわりには、ちょっと拍子抜けする方法で脱獄して、琳琅の元へ行っちゃったよ、有さん(苦笑)。
どういう経緯か知らないが、タイミング良く現れた琳琅父にサックリとお許しまで貰っちゃうしw
こうなると、深刻化してきた皇帝暗殺問題の方が気になる!
やっぱり、犯人はアイツなんだろうか…? -
琳琅の一途な想いにぐっときます。