そして花嫁は恋を知る 黄土の大地を潤す姫 (そして花嫁は恋を知るシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2009年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086013499
作品紹介・あらすじ
決まっていた婚約を反故にされ、急遽カストラバ王国へ嫁ぐことが決まったブラーナ帝国の第六皇女アンナマリア。結婚相手の若き王フェランは、即位のときに異母兄を処刑した冷酷な人物だといわれていた。常に命を狙われ、輿入れしたその日も刺客を自ら手にかけたフェランが恐ろしくて、初夜の床で思わず夫を拒んでしまうアンナマリア。結ばれないまま、国王夫妻として過ごす二人だったが-。
感想・レビュー・書評
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嫁恋シリーズ6
花嫁として嫁ぐおんなのこ達が恋を知って行くお話で(タイトルのままですが)そのうち買ってみようかなと思ってたシリーズなんですが、面白かったです。基本ハッピーエンドっぽいから安心して読めるし、王子やお姫様が毎回出てきてファンタジー。
最新刊から読んでしまったので、他の巻も買ってみようかな…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015-12-20
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急きょ隣国へ嫁ぐことになったアンナマリア。賢い妹のエリスセレナほどには期待されていない自分に幻滅しながらも向かったかの国の王は、冷酷で残酷な人だった?政略結婚で始まる恋愛です。
面白かった。意外とフェラン様が可愛らしい人で(笑)。このシリーズだんだん油がのってきた感がある。最初の当たりはもうちょっとかなーと思ってたけど、最近面白い。 -
前作のヒロインの姉が主役。妹へのコンプレックスが半端なくて、前半そのことで悩むシーンが多い。お互いで無い物ねだりでみたいだけど、姉の方がちょっと重症。
お姫様らしいお姫様なので大立ち回りはないですが、最後の方、活躍しててよかったです。
ヒーローは、冷酷っていうより、ただ不器用な人。作者あとがきに、織田信長系の冷酷ヒーロー書くの苦手ってありますが、確かに苦手そう。
そういえば、俺様系ヒーローとかも今までないような。
ネプティス王族の見た目がやっぱり好きだと再確認。 -
可憐で清楚にみえて芯が強いアンナマリアは、やっぱりエリスセレナのお姉さんって感じでした。あのキスシーンは色々妄想を掻き立てられます。なるほどねえと思いましたわ。
2010.4.09(?)読了。 -
シリーズ6作目
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最近のコバルト文庫では一番お気に入りのシリーズ。
各巻ごとに主人公が変わるので、どこから読んでもいいのではないかと。
甘さは控えめですが、主人公の姫が恋をするまでのお話なのでそれも仕方ないかと。