王の書は星を歌う 女神の審判 (王の書は星を歌うシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086013697

作品紹介・あらすじ

リクニスへの気持ちに気づかないふりをして、バラノスと王都をでる決心をしたレスティリア。しかし、同じ頃、リクニスに関するある不吉な夢を何度も見るようになってしまう。一方、女神の伝承について調べていたバラノスは衝撃の事実を知って…!?翠の瞳を受け継いだ少女と、彼女を家族にしたいと望んできた隻眼の青年、そして紅の瞳を持つ異国の将軍-3人をめぐる運命とは!?完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 「王の書は星を歌う」シリーズの3巻。
    完結です。
    女神と吟遊詩人、王と王妃、レスティリア/バラノスとリクニスの謎が最後に解けたのはいいんですけど、なーんかしっくりこない終わり方でした。

    まず名前がダメなんですよね。古代ギリシャっぽいカタカナの長い名前が私には覚えづらいです。あと、久しぶりに読んだからかもしれませんが、レスティリアの少年言葉に違和感を感じまくりです。イラストではかわいらしいのに、なんで少年言葉?ってつっこみ入れてしまいそうです。

    最後のリクニスとレスティリアが再開したあとは、もうちょっと続けて欲しかったです。記憶が戻ったのか戻ってないのか、分かりづらいまま終わってしまいました。

  • 満足感が、たりねえ。
    わがままを言うなら、もっとバラノス活躍させてやれー(笑)
    何か一気に詰め込みすぎなんではと思ったりも。リクニスの設定も意味新だったんで、ほほうなるほどでしたが。
    最後の一文は、過去を巡ったことで見えたと普通なら考えるけど、ロマンス風ならきっと、二人の将来を暗示しているのかしら。
    そうだといいな。バラノスは、ああいう哀れな役どころなんだよ。もう詰めが甘いんだから。


    2010.6.22読了

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