- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086014472
作品紹介・あらすじ
「いやだと言ったらいやです!」-両親からお見合いを勧められた琴子は憤っていた。琴子が通う学校は、いわゆるお嬢様学校なので、在学中に婚約してしまう同級生も確かにいる。でもまさか自分がお見合いだなんて!そんなとき、琴子は近所の老婦人から「家守」を頼まれた。単なる留守番だとばかり思っていたのに、誰もいないはずの家には謎の青年がいて…!?読者大賞受賞作、ついに登場。
感想・レビュー・書評
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ちょいと胸きゅんなラブストーリー。全般的に甘々であるので女の子向け。
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突如として親に言われた見合いの話。
しないと宣言して家を飛び出して向かった先で見たのは
顔見知りの品の良い刀自…が倒れた所。
そしてあれよあれよという間に、そこの留守を守る事に。
しかもそこには1人の青年と、幽霊(?)の少女が1人。
ものすごくむっとする青年ですが
回を追う毎に…なんて分かりやすい。
最初から『見合い』というのがあるから、そういう目で見てしまうのです。
しかも最後の落ち!
間違いなく、これはツンデレです。
多分もうデレしかないツンデレ。
事件そのものは、すべてにおいて伯母が関わっておりますが
それよりも何よりも、この2人の進展具合。
じれるというよりは、もう始終にやにや。
にやにやが好きな人にはたまらない、じれったさ、かと思われます。 -
公共図書館で見つけ、あらすじを読んだら面白そうだったので借りてみた。
講談社X文庫(ティーンズハート)時代の小林深雪や折原みとで育った世代としては、最近の乙女向けラノベは技量の差が激しいと思っていたが、なかなか上手な文章だった。
でも、つまらなくもないが、すごい面白くもない。
サブタイトルも、ストーリーに合っていないし。
ただ、自分が好きな系統の話を書く作家っぽいので、他の作品を読んでみたいかも。 -
こういう雰囲気は 大好き!
私的には ど真ん中の作品でした ♪ -
まあ、普通。可もなく不可もなく、安心して読める感じかな。
ただし、サブタイトルのセンスがよくない。こういう話じゃないだろ、って思うんだが。 -
2005年度ノベル大賞読者大賞受賞作。
コバルトらしい雰囲気のある和風ファンタジー。
設定ありきですが、わりと好き。
中編って感じの中編。