天宮の舞姫 (三千寵愛在一身シリーズ) (コバルト文庫)

  • 集英社
3.62
  • (5)
  • (11)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086015295

作品紹介・あらすじ

珍しい金色の髪と、緑の瞳を持つ舞姫・冬華。かつては宮廷一の舞姫になるという夢を持ち稽古に励んでいたが、ある出来事を機に目標を失い、鬱々とした毎日を送っていた。そんなある日、道に迷ったところを秋遠という武官に助けられる。最初の印象は最悪だったが、彼の不器用な優しさに触れるうち、次第に惹かれるように…。秋遠に励まされ、再び稽古に打ち込む冬華だが、嫉妬の罠が忍び寄り…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 辛い過去のせいで勝気な宮廷の舞姫と新太子の堅物の武官が出会って、反発しあうこともありながら互いに惹かれ合い、舞のライバルの妨害にもめげず、武官の励ましで、舞の競い合いで勝利を得る。勿論この後、お決まりの行き違いがありながら、結局は熱々の2人が結ばれるという、真っすぐど真ん中のお話であります。いやー、好きですよ、こういうの。

  • 恋愛よりも、冬華と白夫人の師弟関係が好きです。

  • こういう朴念仁は好きよ。

  • 王后に侍女ときて、次は何かと思えば妓女。
    そういう職業の方々もいらっしゃいましたね、と。
    そんなわけで、今回は主上カップルもでてきます。
    やはり一番上、ですからw

    よくある、出会いは最悪パターン。
    いやでも口論が面白いです。
    むしろ、ここまでよく無事で迷子になれるな、と。
    ある意味特技?w

    引っかけ(?)は軽いものでしたが、そこは重点を置く所ではないですし
    毎度丁度運よく通りかかれるヒーローがすごいです。
    恋愛ものってそんなもの(笑)

  • 「三千寵愛在一身」シリーズの3弾目は、武官の秋遠と宮妓の冬華のお話でした。いやぁ、ほんとに素直じゃない二人ですし、秋遠の堅物さは、ちょっと顔に似合わなさすぎです。しかも何かっていうと、卑猥って・・・。

    あと、冬華が内人を目指すために白夫人に稽古をつけてもらっているシーンが、どうしても「ガラスの仮面」が頭の中に浮かんじゃいました。

    最後の方にやっと、理鷲や桜霞が出てきて、やっと、この話が「三千寵愛在一身」シリーズってことを思い出しました。ここまで全然前作とのつながりが見えなかったので、一瞬忘れそうになってました。

    せっかく内人になった冬華のため、秋遠はいつまでも待つつもりで、理鷲に冬華をもらいうけることを願いますけど、ここはラブラブの桜霞と理鷲。内人が皇帝のお手つき候補っていうことが分かるとさっさとしきたりを撤廃しちゃって、すぐに結婚できるようになったのはよかったですね。

    でも、最後は結婚式で終わるのかと思ってたのに、またなんかよく分からない卑猥話で終わったのはちょっと残念です。

  • 前2作の王様の従弟がヒーローか。
    で、宮妓がヒロインね…。

    なんつーか素直じゃない2人だった(笑)
    でも無事にめでたしめでたしでよかったけど。

    どこのシーンだったか、泣きそうになったなぁ…。多分、相思相愛になったあたりだったような気がするけど…。

全6件中 1 - 6件を表示

はるおかりのの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×