鬼舞 見習い陰陽師と百鬼の宴 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 143
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086015370

作品紹介・あらすじ

時は平安。陰陽師を目指して修行中の少年・道冬は、鬼にとどめの矢を放った話が広まり、陰陽寮の学生たちにも受け入れられはじめていた。そんな中、道冬の屋敷に住み着いている幽霊・源融を慰めるため、月見の宴を催すことになった。ところがそこに百鬼夜行が乱入し、巻き込まれた融と付喪神が連れ去られてしまった!しかも、百鬼夜行は安倍晴明に恨みをもつ者が生み出したようで-。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3

    百鬼夜行に巻き込まれた道冬。

    トノサマガエルとの出会いもw

    吉平が助けにきてくれた姿は凛々しくてかっこいい!

    そして漆黒…


    ハラハラどーなっちゃうん?と思ったところの
    最終奥義

    次巻も楽しみ(^^)

  • もうちょっと道冬が活躍するとよかったかも。しかし行近の黒さやら出生の謎やらすこしずつ見えてきたのが面白い。
    ……ていうか、ヒロインは道冬かと思ってたが畳だったのか。そうか。斬新ですせんせい……。

  • 平安見習い陰陽師もの3巻目で百鬼夜行に巻き込まれるの巻。面白くなってきた! 道冬の父親がまさか彼の人だとは。これからどうなって行くんだろう。

  • ここ、ちゃんと伏線になっていたんだ…と、再読で気づく。七星の名前にゆらちゃん浮かぶのはしょうがないwww

  • 【NDC(9)】 913.6
    【請求記号】 913.6/セ-1/3
    【登録番号】 11510
    【資料ID】 1001011510

  • 11年7月刊の新刊。
    瀬川貴次さんの安定感、安心感といったら!
    しかし、あとがきにも書いてたけど、女性キャラのいなさ具合、半端ない~
    これじゃあ確かに、畳がヒロインだわ。主人公のこと、めっちゃ守ってたもん。
    暗夜鬼譚では、主人公の幼なじみの女の子(宮中に仕えていた女房?)がいたとは思うけど……

    キャラが立ってるから、ストーリーを追うというよりも、出来事のなかで各キャラがどんな動きを見せるかのほうが楽しみ。
    機種流離譚だった主人公、優等生なのに意外と反抗的な安倍弟、昔は山賊で今は坊ちゃん一筋な従者、血筋に誇りを持ってる綱、うりざね顔で言いたい放題の大臣、美しくきれものでやるときはやる安倍兄、ひょうひょうとしてる晴明、みんないい感じ。
    それぞれ言動に一貫した指針があるから、面白いんだよね。
    こういうの目指さなきゃなー。

  • 時は平安。陰陽師を目指して修行中の少年・道冬は、鬼にとどめの矢を放った話が広まり、陰陽寮の学生たちにも受け入れられはじめていた。そんな中、道冬の屋敷に住み着いている幽霊・源融を慰めるため、月見の宴を催すことになった。ところがそこに百鬼夜行が乱入し、巻き込まれた融と付喪神が連れ去られてしまった!しかも、百鬼夜行は安倍晴明に恨みをもつ者が生み出したようで―。

  • もう畳メインヒロインでいいよ。
    道冬の事情が少しずつ明らかにされていって、あとは行近の正体が気になるなあ。

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著者プロフィール

1964年生まれ。91年『闇に歌えば』でデビュー。
「ばけもの好む中将」、「暗夜鬼譚」シリーズ(ともに集英社文庫)、『怪奇編集部「トワイライト」』(集英社オレンジ文庫)など著作多数。

「2019年 『百鬼一歌 菊と怨霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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