姫君の妖事件簿 第九皇子と二つの死 裏検非違使庁物語 (姫君の妖事件簿シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086015721

作品紹介・あらすじ

妖を取り締まる裏検非違使として働く椿木の生活が一転してから半月あまり-。今では任務の傍ら、大貴族の娘としての厳しい姫君修行にも励んでいた。皇子である瑞季とつり合う娘になりたいからだ。そんなある日、椿木のもとにある依頼が舞い込んできた。だが、この依頼は彼女を思いがけない渦に巻き込むことになって…!?椿木の「空白の記憶」にまつわる真相が明かされる、衝撃の第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 両想いの二人の間にすれ違いが…。
    そして椿木は何故黄泉がえったか、過去の真相が明かされる。
    今時?のキラキラな言葉ばかりで読みにくかった。

  • 今回出て来た妖は、瑞季の叔父さんのフリをした生き霊くらいで、「妖事件簿」とは、ちょっと話が変わってきてる感じがしますけど、椿木の記憶喪失の理由と瑞季の過去や椿木の母の話とかが結構明らかになってきました。

    まあ、叔父さんに手をひかれた瑞季が子供と歌を交わすところの描写は、かなり怪しい感じがして、もしや?と思いましたが、予想通りの展開で、椿木が死なないと瑞季は助からなかったし、椿木が黄泉がえりしてなければ、瑞季と会えてなかったしと、かなり因縁めいたものを感じますが、このことを瑞季が知ったときの反応が気になります。

    次くらいで終わってもいいんではと思うくらいの展開の早さですが、どんな感じで終わるのか楽しみにしてます。

  • 第2巻を読破。

    前回は夜ばいシーンで四苦八苦して、読破するのにとても時間がかかった。

    そして今回は、きっと相思相愛になったふたりのあまあまらぶらぶシーンに苦労するだろうなあ…と思っていたのだけれど。

    予想とは違うところで苦労しました。

    単純に物語を読むのに苦労しました。

    これ、前回よりも文字数が増えてるんじゃ…と思ってしまうくらい、行数がぎっしりでした。

    瑞季皇子が黄泉路から戻ってくるために出会った子ども。

    椿木がどうして北の埋葬地に放置されたのか。

    その謎が解き明かされて、肝心の妖怪事件はちょろりとしか出てきません(^-^;)

    全体的に文章がかたくなった?

    そんな印象を受けました。


    相思相愛になり、ちょっとしたことからすれ違い、そして互いの想いを再確認する。


    感想をつぶやくならこれ、かな。

    あとは瑞季皇子の叔父さんの話や、椿木のお父さんの話など、いろいろサブストーリーは目白押しです。

    まさか大納言さんがあんなことをしでかすとは…。

    そこんとこは意外性があっておもしろかったな。

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