伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 322
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086015943

作品紹介・あらすじ

ともに妖精国に上陸し、その危機を救うことに成功したリディアとエドガー。しかしその結果、エドガーの記憶はプリンスに誘拐された時以降のことは消えてしまった。つまりそれは、リディアに関する記憶も消えたことを意味していた…。「きみへの愛は、記憶なんかなくてもここにある。何度でもきみを好きになる…だからもう一度、僕と結婚してくれるね?」そう言っていたエドガーなのだが!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 今さらだけど、エドガーってプリンスに拉致られなかったらただの顔が綺麗なだけのろくでなし野郎だったんですね…

  • プリンスを封じる為に13歳からの記憶を失ったエドガー。もう一度恋に落ちる……と言ってはいたけれど。。。読み切り「ラストダンスはあなたと」「しあわせのまほう」も収録。

    リディアが記憶喪失っていうのは以前もあったけど、ヒロインの方が記憶喪失っていうのはよくあるパターンだけど、タラシの恋人の方が記憶を失うっていうのは、こ、これは予想以上に萌えだった……! 記憶なんかじゃなくて(決していやらしい意味で無く)体が覚えているんだろうなあ、二人が惹かれあったということを。「恋よりもおだやかに」とタイトルにあるように、より深くて揺るぎない「愛」を感じてじーんとしました。続きどうなるんだろうなあ。

    読み切りの方は記憶を失ってないのでらぶらぶしてる二人。ここでも、容姿に惑わされないで惹かれあった二人の絆が描かれてます。そしてかわゆい。「しあわせのまほう」はアウローラママのお話です。オチにエドガーてめえ^^ってなったけどw

  • エドガーがリディア大好きて読みながらにやにやしてしましました。
    「まったく、記憶がなくてもリディアのこと好きなんだな」
    この一言につきますな。

    短編集もらぶらぶ過ぎてww
    谷先生は裏切らない!!

  • 小休止の短編集
    切なく甘い
    リディアの子供の頃の話もあって良かった

  • はーーーせつない
    でも穏やかな日々だ
    せつないけど、女友達がいなかったことがヒントになってめでたしめでたしになってほしいなーあ

  • 前回、あんな格好良い終り方をしたエドガーさん。今回の中編では、なんだかとっても楽観的に。そうだよね。あなたって基本そうだったよね。お坊ちゃんで美形でタラシなんだもんね、デフォルトが。
    と気が抜けるような、ほっとするような。とりあえず、リディアを傷つけることだけはしてくれるな!と読んでいたため、レイヴンに「もっとやれ!もっと言ってやれ!」と思う回数が多かったように思います。
    リディア視点だと、どうしても切ない方へと傾いてしまうので、エドガー視点が新鮮でした。彼、ヒゲ生えるんですね。イラストだと完全無欠の王子だから、なんだかそれも新鮮。
    短編が2つありますが、どうにも続きが気になって仕方がないため、気もそぞろ。

  • 【伯爵と妖精28作目】
    短編集だったけど前作とリンクしていてエドガーが記憶を失ってた。
    アウローラ目線の『しあわせのしるし』もよかった。

  • 短編集でありながら、冒頭の1編は間奏曲のよう。
    イギリス本土へ戻るまでの船のなかの出来事。
    リディアの心中を思うと、なんて切なくて苦しい。

    残り2編は、まだ新婚ほやほやのころのエドリディ。
    本編がシリアスで、目を離せない状況だからなおさら、
    エドガーの溺愛っぷりが切ない。
    今ここで、こういう話を読ませるなんてなー。

    ますますリディアに感情移入できちゃうじゃないかー☆

  • もう読むのやめようかな・・・なんて思っていたのですが、この巻でまた盛り上がってきて、ラストまで一気読みしてしまいました。もどかしいふたりが好きなようです。

  • シリーズ第28巻。本編+短編集。本編は記憶をなくしたエドガーに友達だというリディア。記憶をなくしてもリディアが好きなんだなというフランシスの言葉がすき。
    短編のおかげで甘さが補充できてます。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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