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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086118071
感想・レビュー・書評
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ノリミに言い寄った教師・堂島が渋谷で襲われ大怪我を負ってしまう。現場の調査に来たノリミは、るみねという中学生の少女から謎の暗号「155」が記された紙片を手渡される。るみねは、ノリミの知り合いで最近急に大人っぽくなったD組の桜宮望音が自分の“お姉さん”だと言うのだが――思春期特有の、鋭く、危うくも脆く儚い少女たちの思惑。星座シリーズ第十弾。
ぜんぜん本を読む気持ちになれなくてずいぶんちんたらと読んでしまっていました……ので内容を忘れていると言う。開幕から麦倉先生とノリミがイチャイチャしていてけしからんもっとやれとニヤニヤしました。
内容をきちんとつかめてないので感想らしい感想が書けないのですが、死ぬとか自殺とか、そういうこと口にしちゃいがちなのってなんかいかにも思春期だよなあ、とこの歳になったからこそ思ってしまった。未来があるからそんなこと言えるんだなって。時間の贅沢な使い方というか、ある種の平和ボケというか、悲観することが正義みたいな。そう思いました今更。あと堂島はクズだ…
日向先生のあとがきがなかなかにしみる。言葉はなくなるかも知れないけど込められたものはなくならない。大切なことは物語がどれだけ時代を映しているか。段々バブル崩壊後の現在まで続く鬱々とした感じがノリミたちの日常にも表れてきてて、その当時を封じ込めているなあと感じるので、ちゃんと出来てると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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