天翔けるバカ―flying fools (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.81
  • (39)
  • (23)
  • (62)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 210
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086146609

作品紹介・あらすじ

子供の頃から何をやってもうまくいかないけど、飛行機の操縦だけは天下一品のリック。婚約者と大ゲンカして、売り言葉に買い言葉で空軍の傭兵部隊にとびこむハメに。ところがその部隊はイカれた荒くれ連中のふきだまり。さすがのリックも圧倒されそうになったものの、持ち前の強気と明るさでエースパイロットをめざして大奮闘!華麗なるヒコーキ野郎たちの熱血アクション・コメディ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ジブリアニメ 紅のブタ  がお好きな人に、おすすめします !

  • 男の子って、大きくなったとしても根っこはいつまでも男の子なのよね。<何だ唐突に
    タイトル通り基本的にはバカなんですけれど、歴史背景からもやはり重い戦争の影も描きだされている作品でもあります。
    戦場の華であるエースパイロットも結局は人殺しで、人と人とが殺しあう戦争の一端を担っているんだと、決して格好いいものじゃないんだと。それでも空に憧れる男たちのバカさ加減が清々しい。
    ピロシキのラストエピソードには不覚にも涙してしまいましたよ……。

  • なつかしい。このおバカなのりが昔大好きだった。

  • 嫁が読めと言ったので読んだ。割とおもしろい。

  • 第一次大戦後、連合軍に属する戦闘機パイロットの青春物。

  • シリーズ1作目。

  • 二葉機は男(?)のロマン!!!


    陸軍、海軍に引き続き空軍にも手を出してしまった須賀先生の作品(笑)
    主人公はお調子者のリチャード。そして濃いチームメイトたちとの会話の数々は時代が戦争であることを一瞬忘れさせてしまいます。

    須賀先生の作品としては比較的軽く、台詞テンポもいいので須賀先生入門にはうってつけと言えます(笑)

  • 10.06.05 読了。

  • 一応戦争ものなんだけど、主人公をはじめ登場人物が明るいしバカばっかりだから全然暗い感じがしなくておもしろく読めるの。でも2巻の最後とかはちょっとグッときたりして。
    2冊しかないし、軽く読める感じの作品でっす♪

  • 須賀しのぶにしては案外軽くて読みやすい、空軍士官学校の訓練生の話。
    確か全2冊で、2冊目は須賀節が出てましたけど、長編の多いこの方の話の中では取っ掛かり安いと思います。

    キャラが立ってて、読みあきません。

全28件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

須賀しのぶの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×