- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086148177
作品紹介・あらすじ
卒業を直前に控えたこの時期、黄薔薇さまの行動がおかしい。どうやら、複数の男性とつき合っているらしいのだ。-って、証拠のツーショット写真を手渡されても。これをどうしろっていうの、蔦子さん。ほとほと困った祐巳の前に現れた黄薔薇さまは、黄薔薇革命の頃を彷彿させる、気怠い雰囲気をもっていて…。『黄薔薇まっしぐら』の他に2編を収録。
感想・レビュー・書評
-
2010/05/01.
最後まで黄薔薇さまは黄薔薇さまらしく。
ちょっとコメディな感じかな。全体的に。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「マリみて」第7巻。
"黄薔薇さま"の不純異性交遊(?)疑惑を発端とする騒動を描いた『黄薔薇まっしぐら』。卒業前に"つぼみ"主催で学園行事として開催される「三年生を送る会」と、山百合会の身内で開催される「"薔薇さま"を送る会」に大忙しの祐巳ら二年生以下の山百合会メンバーを描いた『いと忙し日日』。本書には、卒業目前の時期を描いたこれら2編が収録されている。
次巻はいよいよ卒業式。現"薔薇さま"らが学園を去ってしまうのは寂しい反面、代替わりした新しい日常が見られるのは楽しみ。さて、現"薔薇さま"らの最後の姿を見届けましょうか。
最後に、祐巳ちゃん・・・仮にも由緒正しいお嬢様校の生徒なんだから・・・隠し芸のチョイスというものをだな・・・。(はっ!こういう感想が「男は女子高に幻想を抱きすぎている」と言われる理由なのか!?) -
黄薔薇江利子さま、援助交際疑惑!?
からーの、出来合い家族の江利子さまご家族登場、
熊さん登場
黄薔薇様も面白い人だなー
黄薔薇まっしぐら、ってタイトル、ナイスすぎる
そして、三年生を送る会での出し物
流石のゆみちゃん!
何度読んでも爆笑ものw
-
江利子さまの話に関しては黄薔薇革命のときを思い出しました。やっぱり身近にないものに惹かれる江利子さま、とても興味深い人です。
-
卒業を間近に控えて、黄薔薇様に複数の男の人の影?! 黄薔薇様こと鳥居江利子の男家族の実態が明らかとなった一冊。
先手必勝がモットーの由乃の《おばあちゃん》だけあってびっくりするくらい積極的で、望む答えではなかったにしろ、惚れた人の近い場所へと突き進んでいく姿は逞しい。
残り2篇は送別会と江利子と山辺のちょっとした歩み寄りの話。学園全体のものはともかく、薔薇様に限定した内々だけの短いお別れ会はシンミリした作品になるかと思ってたけど、白薔薇様の画策により一気に大笑いの物へと変わった。作中で紅薔薇様も言っているが、キャラの成長が見えてきた。
次でこの作品の一期が完結とは寂しいかぎり。 -
シリーズ第7巻
-
数年ぶりに続きを読めて満足。
黄薔薇さまが好きなのでもっと彼女の話は読みたいですね。しかしあんな家族は嫌だ。そして黄薔薇さま10も年上の人に積極的だわ。
新聞部部長さんは名誉棄損で訴えられても文句言えないレベル・・・ -
卒業を直前に控えたこの時期、黄薔薇さまの行動がおかしい。どうやら、複数の男性と付き合っているらしいのだ。って、証拠のツーショット写真を手渡されても。これをどうしろっていうの、蔦子さん。ほとほと困った祐巳の前に現れた黄薔薇さまは、黄薔薇革命の頃を彷彿とさせる、気怠い雰囲気をもっていて・・・。
-
黄薔薇さまの周囲に複数の男の影が!?
という疑惑のお話し
黄薔薇さまに関しては以前にもミスリードネタをやっているので
ある意味まったくミスリードにならない(笑)
後半は3年生の卒業でしんみりムードを漂わせつつ
お笑いの要素を忘れないあたりがあざとい
それでいて祥子さんの変化につなげるとはなかなかいい展開
それにしても、白薔薇さまが卒業するのは惜しいなぁ・・・