プレイボール 6 (集英社文庫(コミック版))

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086170819

感想・レビュー・書評

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  • 3年前に1巻~4巻を読んで、続きを読みたいなぁ… と思い、11巻までを買いそろえたものの、読まずに本棚に仕舞っていたんですが、夏休みに一気読みしました。

    -----story-------------
    ≪5巻≫
    3年生が抜け、キャプテンに抜てきされた「谷口」は、中学時代の名キャッチャー「倉橋」を入部させ、新体制をスタートさせた。
    そして「倉橋」の提案で名門川北高との練習試合に臨むが、あまりの力の差に、墨谷の和が乱れ始めて…!?

    ≪6巻≫
    墨高ナインは、名門川北高との練習試合で敗れはしたものの善戦し、さらなる自信をつけた。
    やがて4月、有望な新入部員5人を迎え、練習にも熱が入ってきた頃、昨年の夏に2回戦で破った城東高から試合の申し込みが…!?

    ≪7巻≫
    いよいよ夏の大会が開幕!! 
    墨高は1・2回戦を突破、3回戦でシード校・大島高戦を迎えた。
    初回、墨高は立ち上がりの悪い大島高のエースから2点を先取した後、「谷口」の頭脳的投法で、大島高の得点を許さず、試合は終盤へ…!?

    ≪8巻≫
    予選4回戦へと勝ち進んだ墨高は、さらなる強敵・聖陵高との対戦に臨んだ。
    先発の「松川」が5点を失ったものの、試合の流れは墨高側へと移行しつつあった。
    だが、8回に1点をかえしただけで、ついに最終回の攻撃を迎え…!?

    ≪9巻≫
    苦しみながらも、シード校を破って勝ち進んだ墨高は、地区予選ベスト8をかけて、優勝候補の専修館と戦うことになった。
    初回から専修館の猛攻にあい、パワーの違いを痛感した墨高は、2回、ついに先取点を奪われて…!!

    ≪10巻≫
    優勝候補、専修館との対戦で奇跡のサヨナラ逆転勝ちをした墨高は、予想もしなかった準々決勝に進出。
    しかし、これまでの激闘に力尽きた墨高は、8対0であえなく敗退、ナインの夏は終わった。そして新旧交替の季節が…。

    ≪11巻≫
    秋になり、三年生が退部して9人となった野球部に「谷口」の後輩「丸井」が入部してきた。
    そして10人の新生墨高野球部は秋季大会予選に参加。
    ブロック優勝をかけた東実高にも見事勝ち、初のシード権を手に入れたのだが…。
    -----------------------

    「谷口」の、努力を惜しまず、ひたむきに野球に取り組む姿勢を見ていると、私が尊敬するラグビー指導者である「宿澤広朗」の、

    「努力が運を支配する。
     たゆみない努力と、それによって生まれた実力と、それらを活かす恵まれた運、この三つがうまく相関した時に一つの大きな力となって相手に打ち勝つことができる」

    という言葉を思い起こしましたね、、、

    「谷口」の行動に共感し、刺激された仲間たちが、野球に対する気持ちを変え、そして、ひとり一人が変化することがチーム全体に好影響を与えて行く姿に感動しましたね。

    「谷口」のリーダーシップやチーム作りの方法は、仕事にも通じる部分があるなぁ… と、改めて感じました、、、

    『キャプテン(全15巻)』も読んでみたくなりました。

  • 意外に谷口の父ちゃんと母ちゃんとの絡みの場面が鍵かもしれんね、この漫画。この時代には珍しい(?)一人っ子設定だからか、結構面白いんよね、やり取りが。でも何やかんやで自慢の息子って感じがしてほっとするんです。まぁメインテーマの野球の描写が纏っているある意味陰気な空気と対照的です。

  • 強力な新人も入り充実してきた。
    力を付けてきたことを練習試合で見事に示す展開が良いです。

  • これは、墨谷二中へ来る前の谷口を描きたかったのかも。墨谷二中だと大量入部だったのに、高校だと微妙に違います。

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著者プロフィール

1943年生まれ。『サブとチビ』(なかよし)でデビュー。『キャプテン』(月刊少年ジャンプ)、『プレイボール』(週刊少年ジャンプ)で第22回小学館漫画賞を受賞。野球マンガの新境地を開いた。1984年没。

「2021年 『キャプテン めざせ夢の甲子園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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