宮脇明子サスペンス・ホラー名作選 (1) 人魚伝説 (集英社文庫―コミック版)

著者 :
  • 集英社 (2002年2月15日発売)
3.67
  • (2)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086177825

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 海に立つ鳥居に近づくと人魚に食べられるという話を、幼い頃祖母から聞いた中学生のさと子。
    さと子は転校生の相沢に密かに恋しているが、彼は崖から海に落ちて一命をとりとめてから人が変わったようになってしまう。
    そしてそれから次々とさと子の周りで殺人事件が起こる。

    いつもの宮脇明子さんのお話のように、終わったと思いきや、もう一つのラストが・・・というパターンのお話でした。
    宮脇明子さんの描く人魚の絵が繊細で美しい!

  • 本編+外伝。
    人魚が人間を海に引き入れ、殺して肝臓を食べる――
    という言い伝えのある浜辺の町で起きた、
    奇怪な連続殺人事件。
    さと子は転校生の相沢くんが怪しいと睨むが……。
    思春期の不安定な少女の心を描きつつ、
    事件は合理的な解決を見る。
    けれども、
    最後にどうしても割り切れないものが残ってしまう、
    不気味な余韻が堪らない。

全2件中 1 - 2件を表示

宮脇明子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×