- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086193405
作品紹介・あらすじ
トルコでは太目の女性がモテる!イケメンも多いがハゲも多い!?甘いもの大好きでロマンチスト。客人にはとことん親切で、日本大好き!?トルコに魅せられた作者が社会・文化・習慣等を柔らかい目線で捉えた、爆笑ほのぼのトルコ生活レポート。
感想・レビュー・書評
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元々トルコには興味があったのです。イタリアに次いで行ってみたい国だという漠然としたあこがれでした。
不謹慎ではありますが、その情熱を思い出すきっかけとなったのが邦人被害の出た事件でした。あらためてトルコって、どういう国なんだろうと購入したしだいです。
行ったことはないですがトルコは思い出深い国です。小学校入学して初めての夏休み明け、担任の先生がトルコ旅行のお土産として青い目玉の小さな硝子細工を下さったこと。今でもそれは手元にあります。
この本はエッセーですので、情報が細かくさらに漫画なので記憶に残りやすいという利点があります。
ほかの方が書かれているような字が小さいという不満は、個人差でしょうか、私は特に感じません。ですが写真が白黒でつぶれてしまっているのが残念。
情報は本当に細かく、当時はやっていた音楽から、ファッションまで。当然食べ物に関するものも。
シリーズで6巻まで出ているそうなので、すべて揃えたいですね。本棚に並べ、好きなときに読みたいと純粋に思えるエッセーです。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
猫丸(nyancomaru)さん親日国だけど色々と問題も抱えた国。越境者であるクルド民族への弾圧は熾烈を極めているようです。。。何故か私が観た映画はクルド関連ばかり、、、で...親日国だけど色々と問題も抱えた国。越境者であるクルド民族への弾圧は熾烈を極めているようです。。。何故か私が観た映画はクルド関連ばかり、、、でもトルコ好きです。2014/03/13
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マンガのエッセイでしたー
トルコに旅行予定なので読んでみました(^^)
異国で暮らしてるなんてすごいなぁ
トルコに早く行きたくなりました(^.^)-
「異国で暮らしてるなんて」
向こうに居ると、変なのは自分ってコトになるから面白いよね(あっ行ったコトも行く予定もありません)。親日国と言うだ...「異国で暮らしてるなんて」
向こうに居ると、変なのは自分ってコトになるから面白いよね(あっ行ったコトも行く予定もありません)。親日国と言うだけで親近感無限大です。2013/01/10
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意外と知られていない親日国、トルコのエッセイ漫画。
悲喜こもごもな感じがまた面白く、ついつい読み入ってしまいました。
と、よくみたら、20年も前のお話なんですね。
大沢さんの深夜特急の旅とも時期的に被ってそうで、、ふむふむ。
ん、イスタンブール、一度"飛んで行って"みたいです。。 -
トルコの社交で編み物持って集まるのがなんだか良いなぁって。
現実的に考えるとそういう集まりは苦手な方に入るけども、ちょっといいなって思ってしまいました。 -
字が小さいのがたまにキズですが。軽く楽しく読める。作者のトルコ愛やトルコ語愛が凄く、トルコ語勉強したくなった。日本語に似てる語順というのも親近感湧いた。
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292.7
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トルコ旅行記、食べ物記述多め。食=文化だからかな?いきなり、トルコに行きたいって、行ってしまえる行動力は、凄い、出来ない
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字を、大きくしてくだされ。。。もはや読めませんわ…。なので文庫版は★4つ。
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最近行きたい国NO.1がトルコです。
澁澤幸子の『イスタンブール、時はゆるやかに』の後に読了。
勢い比較しながらの感想になります。
ちょうどどちらも同じくらいの時期にイスタンブールを旅しているので尚更。
全くの偶然ながら、マイク・アルパッサン・ハッサンの絨毯屋三兄弟がどちらの本にも登場してることに驚きました。
イスタンブールに長逗留する外国人には知られた存在のようですが…今でも彼らは観光客を見かけてはチャイを振る舞っているのでしょうか?
内容は、『イスタンブール…』は、まあ言葉は悪いけどお嬢様の旅日記。
巻末の解説には『親切な人を呼び寄せるという特別な才能がある』と持ち上げられてますが。
多分行く先々での親切は、澁澤女史の才覚というよりはトルコの国民性によるものなんだろうなぁ、と『トル考』を読んで思いました。
まあ邪な受け止め方でしょうが、お兄さんが大作家でなければ日の目を見ることはなかった本なのでしょう。
『トル考』は、まあマンガだし旅人として生活者として見たトルコが一貫してコミカルに描かれています。
ご本人もおっしゃる通り、本当にシニカルな問題はマンガとして『描けない部分』の中にあるのでしょう。
茶化したような表現でオブラートに包んでいても、異国で結婚生活を送るのは無論大変なことで。
ただそれは『努力』とか『我慢』の結果だけではないのがいい。
夫婦が互いに異文化を楽しめることが国際結婚カップルには大事なのかもしれません。
特に食生活は大事。
作者はトルコ料理をうまいうまいとバクバク食べられる。
旦那様は納豆大好き。
私は今から海外を放浪して国際結婚することなど有り得ませんが、こういう追体験はちょっとだけ人生の幅を広げてくれる気がするのです。