家庭教師ヒットマンREBORN! 4 (集英社文庫(コミック版))

著者 : 天野明

• 集英社 (2017年12月15日発売)

感想・レビュー・書評

[はいから洋燈さんの感想 · 2022年8月31日]

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『家庭教師ヒットマンREBORN！』4巻

著 : 天野明

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私が読んでいる文庫版には、
単行本2冊分が綺麗に収録されております。

4巻は前半が夏特集の一冊、
そして後半は、遂にバトル展開へとシフトした
【VS.黒曜中編】の収録でした。

今巻のポイントは
まず、表紙が”雲雀恭弥”、ヒバリさんです。
群れることを嫌い、
作品中決して2番手、3番手に甘んじない彼は、
他作品と比べても稀有な魅力を感じます。

“桜”が苦手な彼の［VS.六道骸］の闘いが
美しかったです。
平時に於いては異端な強さも
有事に於いては魅力でした。

そして、対となるボスの側近としての魅力が開花した”獄寺”・”山本”のコンビも格好よかったです。

どうしても日常パートを単行本7冊分続けてきたからこそ、バトル展開への飛躍に感情の段階が必要だったと思うのですが、それが”REBORN”ならではの魅力になっていました。

普段生活を共にする家族や級友や同僚が、
事故から必死で庇ってくれるような、
有事に矢面に立つ頼りになる姿を見るような、
そんな身近な人の本質的な強さ・美しさを
知るようで面白かったです。

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