カンピオーネ! 神はまつろわず (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 391
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086304283

作品紹介・あらすじ

神を殺した者は神の権能を得る。そしてその力を得た者は王者『カンピオーネ』と呼ばれ、覇者とも魔王とも称される。そんな高校生・護堂の求めるものは平穏な日々。しかし魔術師にして自称護堂の愛人・エリカがもたらすのは荒ぶる神との邂逅!?さらには、媛巫女・祐理も護堂に接近!?新たな神話を紡ぐバトルファンタジー開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 書庫整理を兼ねて、再読。

    神話に疎い私ですが、苦もなく読み進められるあたり
    ちょうど良い塩梅かと思いました。
    旧きよきライトノベル感があります。

    ...最近、整理という意味で肌に合わないライトノベルをいくつか読んでいたので
    ラノベの良さを思い出せてよかったです。

  • 再読
    あらすじを取り出すとすごく簡潔な作品なのだが
    書きようが適当な中学二年生向けバトルもの

  • ライトノベル

  • テレビとは全然違う順番やねんな。
    テレビの流れの方が自然に思えるわ。

  • 後書きで作者が述べているように超必殺技しか持たない草薙護堂が主人公の物語。そのためか序盤にエリカとの一騎打ちはあるものの、他はボス戦しか存在しないという豪勢な内容

    ライトノベルらしいサクサクした展開と作者の神話への深い造詣による描写はなかなかのもの。
    ポーズとして平和主義者を自称しながら、戦う以外の道がなくなるとカンピオーネらしい容赦の無さを見せ勝利をもぎ取る護堂はライトノベル主人公としてかなり好ましいタイプ。が、エリカをただの友達だと言いながら割にあんな行為にふけってしまう護堂は既に女誑しの才能が見え隠れする

    また、登場する二人のヒロインはどちらも魅力的。計算高くグイグイ主張しながらも大事な部分では護堂に見せ場を作るエリカ、おとしやかと評判なのに護堂相手だと夫の浮気に我慢ならない奥さんのようになる祐理。
    今後ヒロインは更に増え関係性もズブズブのものになっていくのだから堪らない

    今回敵となる相手が神話初心者でも聞いたことが有るビッグネームであるのに対して主人公の権能の基となった神様はマイナーという認識で良いのだろうか?
    本作に出逢ってから結構経つけど、本作以外でウルスラグナの名前を聞いたことって無いよなぁ……

  • 俺TUEEEラノベ。

  • 読んでからレビュー書かないでほったらかしてしまって
    今頃UP。

    現代の人の世に神話の神や英雄が蘇り、人間のことなど
    顧みず戦ったならどうなるか。

    早晩人間は死に絶え、荒涼たる世界が来るでしょう。
    そんな世界で一筋の光明となるのはカンピオーネと
    呼ばれる人々。

    まつろわず荒ぶる神を殺し、勝利した者達は、敗者となった
    神からその能力を奪い、人類の脅威となる神々と戦うのです。

    世界で一番新しい魔王。
    新しいカンピオーネは日本人の男子高校生。
    草薙護堂。

    彼はその能力と魅力で多くの神を倒すでしょう。
    そして多くの女達が、王たる彼の愛を追って従うのでしょう。

    現代のヒロイック・サーガ、ここに開幕!
    というところでしょうか。

    神話が好きな人ならば面白く読めるのではないかしら。
    主人公の草薙護堂くんは、性格的にはいい子です。
    男らしいし正義感もあって優しさも持ってる。
    本当はひとりに一途になれるのでしょうけど
    敢えて王の愛寵を地で行くのかな。

    久しぶりにある程度以上書いたり読んだりをしてきた
    作家さんのライトノベルを読み始めた感じです。
    下調べもちゃんとしてるし。

    ヒロイックファンタジーの大ファンでもあられるよう。
    戦闘に爽快感もあるしいいのですけど…。

    私が読んでて辛かったのはまつろわぬアテナが
    倒されるところ。彼女の痛みや悲鳴が身体に響くようで。
    一瞬戦いを楽しみ狩ることの愉悦を見せた草薙くんが嫌で。
    それがなかったら駄目だし、でもそれがあるから苦しいし。

    アニメ先に見てるから、エリカだけが結局本命で
    他の彼女は出てくる順に愛が薄いんだって知ってるし。
    その時は相手に本気な彼のくちづけが、つらくてつらくて。

    ここのあたりは女性読者ならではの感想かもしれません。
    基本的には面白いお話だとは思います。

  • 長くシリーズが続いているようなのと古本屋で安かったので購入。イラストが一部の人々には人気の絵師さんらしいが、これ手抜きじゃないの?塗りがはみ出てるんですけど。

    内容は男の子の憧れを集めてみました、という感じ。突然(=積年の努力などなしに)身につけた最強の能力、主人公を振り回しつつ迫ってくる美少女、魔術などの異能バトルとなど、舞台は現代だがファンタジーな要素が詰まっている。夢見るバトルファンタジー。

  •  神を倒すほどの力を身に付けた高校生男子と、それに付き従う恋人(?)の話。
     地の文がしっかりしていて読みやすく、語彙力が有り余っているんじゃないかと思うくらい。作者は神話についての知識に明るいようで、それが他の作品にはない神秘めいた世界観の演出に一役買っている。エリカや祐理といったキャラも魅力的で、板挟みの主人公の苦悩が読んでいて可笑しい。普通の高校生であるはずの主人公がいきなり強い理由の裏付けがいまいちよくわからないのが気になっているが、新しいキャラも出るようなので、後巻も楽しみ。

  • アニメ版が結構面白かったので。

    神話に関しては詳しくないのでなんとも言えませんが、設定は割と好きです。

    何方かも書いていましたが、確かにアニメ版の方がわかりやすいと思いますね。まぁ後々描かれるのでしょうが。

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