- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086305594
作品紹介・あらすじ
修学旅行での事故で失われたひとつのクラス。当日欠席したことで事故をまぬがれた少年・清隆は、ただひとりだけ生き残った少女・輝美が、亡くした恋人の遺品を持ち出したことに困惑する。問いかける清隆に輝美は、自分の中に亡くなったクライメイトたちの最期の願いが残されていることを伝える。少女はその想いをかなえようとしていたのだ。清隆は自分にも手伝わせてほしいと申し出るが…。悲劇から始まるやさしさの物語、読んでください。
感想・レビュー・書評
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途中まで非常に良かったのに後半、バンドストーリーになってからの失速が凄まじかった。結局死んだ24人中エピソードを拾えたのはたった5人。お粗末。
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不慮の事態に対して人のできることは少ないが、そこに立ち止まらず不甲斐なさを克服していく様は賞賛しよう。ただ、ちょっとこの 1 冊だけでは不完全燃焼。それに、狙いがあからさまだからか、文章の稚拙さが余計に目立ってしまってる。
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(内容に対することではなくて申し訳ありません)
色味とタイトル、そしてサブタイトルが本当にいいと思いました。
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難しい題材をぐるぐるまわってライトノベルだからで許される手段でまとめた作品
作者が書きたいだろうものと書かれた内容の差がかなりすごい
もっと別の形の表現作品か せめてライトノベルは辞めておいた方が
児童文学とかであれば良さが出るのでなかろうか -
誰にとっても「悲劇」に違いないことが起きた。予告の無い死を前にして、どうするか。そんなことを考えさせられる話でした。「死を想う」物語としておすすめです。鬼塚さん自身の話が未消化だったのと、もうちょっとエピソード重ねてもよかったかなーという気がする(薄かったし)。でも雰囲気は満点。
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既巻2冊。作者のブログで続刊は予定しているようで、ぜひ完結してもらいたい。
たぶん、落ち込んでるときに読んだら泣いてしまう。 -
修学旅行での事故で失われたひとつのクラス。当日欠席したことで事故をまぬがれた少年・清隆は、ただひとりだけ生き残った少女・輝美が亡くした恋人の遺品を持ち出したことに困惑する。問いかける清隆に輝美は、自分の中に亡くなったクラスメイトたちの最期の願いが残されていることを伝える。少女はその想いをかなえようとしていたのだ。清隆は自分にも手伝わせてほしいと申し出るが…。
悲劇から始まるやさしさの物語、読んでください。 -
ハッピーエンドで終わると断言されている印象的な書き出しで始まるお話。
死んだ人たちの心残りを解消していくという設定。残された人たちが立ち直っていく様は泣かされる。
ただ24人のエピソードを丁寧に一人一人やっていこうとするのはどうかと思う。
今後の展開はどうなるのだろうと期待して読み進めていたが、途中から何か違うのではと思わされた。
終わりも中途半端で後書きには「次回作でお会いしましょう」と書いてあったので困惑したが、続刊があるのでそちらを読んでみないとなんとも言えない。 -
ストーリー:
悲劇からはじまるやさしさの物語
修学旅行での事故で、一人の少女を残してクラスが無くなってしまった。事故を逃れた少年と共に、少女はクラスメイトの無念をはらす行動を始める。なぜなら少女には彼らの人格が宿っていたから…。
感想:
某掲示板書き込みでおすすめされているのを見て購入。だけど、かなり期待外れ。ときたまお涙頂戴なシーンはあるが、文体、登場人物、ストーリー構成どれをとってもぱっとしない作品だった。