ベン・トー 7.5 箸休め 〜Wolves, be ambitious!〜 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
3.97
  • (13)
  • (35)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 293
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086306225

作品紹介・あらすじ

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋たちHP同好会は、槍水の妹・茉莉花のおねだりに端を発した一泊二日の旅行に行くことに!季節外れの観光地に向かう一行だったが、途中で予期せぬアクシデントに遭ってしまう。そこへかつて出会ったあいつが現れ!?その他に、佐藤たちの旅行のウラで静かに起きた著莪とその友人たちの日常編や、ウェブ掲載された短編、雑誌連載で大反響をよんだ「間食版」も書き下ろし分を加えて収録!もはや短編集ではないボリューム感満点でお届けする、メガ盛りの箸休め、庶民派シリアスギャグアクション、狼が大志を抱く7.5巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  2冊目の短編集。1章ではサラリーマン・レッドが再登場した。相変わらずバカでいいキャラだ。そのあとは温泉旅行だが、一つ気になったのは茉莉花が出てからロリネタが増えた。今回は大きくなったモノを尻に押し当てたりと、少し過激になってきている。こういうのは編集がOK出すんだな。
     間食版では槍水が1年生の時の、金城や烏頭との話で、ほのぼのしてて楽しかった。
     ある日の著莪あやめでは、著莪を狙う男子との話が出てきたが、著莪の思いは佐藤に向いていることがハッキリわかった。まぁ、最終的にどうにもなりはしないのだろうけど。恋愛系の小説ではないし、ラノベだしね。

  • 短編集。過去の先輩が一年だったとき話もあり。なんだけどー、わたし、佐藤は著莪と一緒にいるときが一番いいなー。それこそ、著莪がいってる「自然な自分」だよ!てゆーか、いつのまに、登場人物紹介二番目になってるんだ。いよいよ先輩からヒロインの座を奪っちゃうの?そして今回もうまそう描写は続きます。今回はやはりお好み焼き(パン)とスペアリブ。よだれ出る描写はわたしはこれが一番だと思っています。

  • 評価:☆4

    半額弁当を巡るベン・トー、今回は箸休めということで短編集。短編集は第二弾ですね。

    HP同好会で旅行に行くことになるわけですが、ここではいつものごとく佐藤の変態っぷりが光ります。
    弁当を手に入れるための重要な作戦中にも階段で先輩のニーソ&太ももをガン見したりw
    そして先輩ならいざ知らず、茉莉花にまで興奮するとは…見損なったよ佐藤さん(褒め言葉)
    「ムッ、この子は何だ、変態か?」って幼女の尻にオリハルコンなアレ押し付けてるお前が言うなwww
    企業戦士レッド、貴方の勇姿は忘れない・・・!

    ハヤシライスとカレーの違いは確かに知らなかったw
    そして自分はエビフライの尻尾食べる派です。小さいころは食べてなかったんだけど、年をとるごとに何となく勿体ないような気持ちになってきましてw

    「バレンタインデーにチョコを貰うのはリアリティがない。そんなのフィクションだけの話」と言い切る矢部くん。君とは親友になれそうだ・・・!ww

    著莪と佐藤の距離感は相変わらずいいですなー。

  • 913.6 ア (7.5) 登録番号9548

  • 短編集とは思えない程、ボリュームのある内容。
    サラリーマンレッドが格好良い!
    そして、食べ物の描写が相変わらず凄まじい。お腹空いている時に読むもんじゃない…と思う。

  • 箸休め、と題しながらも、食べ物の描写は凶悪。
    ドラマは短編てのもあるし、まあそれなりだけど、ギャグやエロ展開はむしろ盛ってる印象。ていうか、佐藤逮捕されろ

  • 5.5巻が微妙だったので短編には期待してなかったが今回は良かった。

    メインの旅行の話は色々な意味でボリュームがあった。
    それ以外の短編は視点が変わるが主要な登場人物が満遍なく出てきてるし、意外な一面も見れた。

    満足のいく一冊だった。

  • これは短編集という仕上がりではない。

    いつも同じくらいペースで読んでいて普通のラノベなら2日程度で読めるのですが4日かかりましたよ。
    それだけ内容テンコ盛りで、それでいて飽きさせないかなりいい仕上がりとなっていました。
    今回のメインであろう最初の短編が、ある懐かしいキャラの登場&白粉先生の暴走が果てしなく、これだけで別のラノベ一冊分以上の内容だと思います。

    ボチボチアニメも始まり、もっと人気がでてくるでしょう!
    アサウラさんは益々忙しくなり次はいつでるのか分かりませんが、早く次を読みたいです。

  • あやめサイドのちょっぴりシリアスさが隠し味だが、基本は笑い。登場人物オールスター!

  • 短編集。書き下ろしの旅行編に企業戦士サラリーマンのレッド(自称)が再登場。そりゃ不審者かつ殺人未遂で捕まるわ・・・。温泉入浴シーンがよかったです。あと、主人公の友人どもが個性的すぎて笑う。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

アサウラ:『黄色い花の紅』で第5回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞を受賞、同作でデビュー。代表作『ベン・トー』はTVアニメ化を果たした。他代表作は『デスニードラウンド』(オーバーラップ)など。

「2022年 『リコリス・リコイル Ordinary days』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アサウラの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×