- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086800778
作品紹介・あらすじ
鳴子佳生は祖父の探偵事務所を継ぐも、依頼もなくブラブラしているヘタレ探偵。しかし、偽孫詐欺事件で“伊東絽爛"という謎の男に関わって以来、隠された大事件を解決する羽目になってしまい…!?
感想・レビュー・書評
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巣鴨の祖父の探偵事務所を継ぐ主人公。老人を狙った詐欺の調査から始まり…。絽爛のキャラクター設定はなかなか面白い、素朴な疑問の中に気になる言葉がある。
全体としてはまずまず、といった感じ。 -
面白かった! ヘタレなようで頑張ってだじゃない!!
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祖父が残した探偵事務所を引き継いだが、客はなし。
そんな彼に、ツケをため込まれた喫茶室からの強制依頼。
何となく動物の言葉が分かる、というのは聞いた事がありますが
完全に、の方でした…外見くまさん。
このくまさんも、そのうちこざっぱりするわけですが。
金に困っている主人公も色々振り回されていますが
このくまさんの背景が、分かった時点で納得、です。
何故あんな外見をしていたのか。
何故人里離れて暮らしていたのか。
いい感じで終わってましたが、結局生きていくうえで大事な
戸籍謄本その他は、どうなっているのでしょう?? -
鳴子佳生は祖父が遺した探偵事務所を継ぐも、依頼もなく事務所ビルの喫茶室で日がなダラダラしているヘタレ探偵。しかし、入り浸っている喫茶室の主・ミヤコ婆さんから押し付けられた偽孫詐欺事件の調査のため、“伊東絽爛”という年齢素性全てが謎の男に関わることになったせいで、ささいな軽犯罪かと思われた事件に隠された大きな謎を解く羽目になってしまい!?
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動物と会話ができるらしい身元不明の謎の若者から依頼を受ける探偵。若者の知られざる能力が明らかになるのだけど、そこまでの設定じゃなくてもよかったのでは?
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風変わりなロランと、突き放しているようで世話好きな佳生のコンビが良いバランス。
設定は重めですが、軽いタッチなので気軽に読めます。