これは経費で落ちません! 6 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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本棚登録 : 1906
感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086802628

感想・レビュー・書評

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  • ずーっと、沙名子のなかでくすぶっていた小さなひっかかりが、タイガーさんが来たことをきっかけに、進展した巻でした。
    なんだかんだで、沙名子の周りには、人が集まってくる(笑)

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  • 3.5 原作の森若さんはドラマよりダークなイメージ。それもまた魅力的かも。

  • 天天コーポレーションの合併話、かなり引っ張りましたが、テレビとは違う結末でした。新島部長の普段のやり取りからこの結末は?でしたが。
    鎌本と樹菜の話もここまで引っ張るかという感じはします。

  • やっぱり読後感が良くないなと思いました。

    何か事件があって仲間と協力してスッキリ解決!という単純明快なお話が好きなので、いつもこのシリーズにはモヤモヤしています。
    現実の世界ではこういうものなんでしょうけど、私はその感覚を読書にまで求めたくないので合わないのかもしれません。

    惰性で6巻まで読みましたが、続きはもう読まないかもしれません。

  • 次に森若さんが見つけたのは、なんと会社の危機?

    キャバクラでアルバイトをしている有本マリナを調査して、思いも寄らない重大な情報を知ってしまう。森若さんは自分の生活と会社を思い、どう動くのか。

    自分の居場所に愛着があるか。愛社精神と安定した生活を守りたい気持ちは、ときにずれることがある。働くうえで、何を大切にするのかはそれぞれに異なる。今回、森若さんと一緒に動くのは外資系から転職してきた美華、営業部のやり手山崎。そして話すことはできないけれど恋人となった太陽との関係。また会社内の人間関係では、同じく経理部の真夕や、何かと攻撃的な総務部の志保の新たな一面を知る。

    恋愛を自分の生活に取り入れた森若さんの戸惑いに共感。人間関係を静かに見つめる森若さんは、色々な人の感情や裏側を知っていく。聞いてみてもわからなかった新島の動機。信念が違うことは、悪を意味しない。けれど、許せないことがある。地獄に落ちろ、と呟く森若さん。「働く」だけでなく「よりよく働く」ために、譲ってはいけない、森若さんの仕事への向き合い方であり、生き方である。それ以外のちょっとした諍いは、会社には当たり前にあるもので、いつかは解決できるものなのだ。

  • 新島部長の裏の顔のおかげでイヤな感じが残って最後は沙名子と同じ気持ちになりました。
    真夕ちゃんのどうでもいい話が聞きたくなります。

  • 社内政治の生々しい話に、沙名子が首を突っ込んでいくのが意外に思った。最初は強烈な個性でギスギスしていた美華が、だんだん経理部に馴染んで、仲良くなっているのが微笑ましい。
    太陽くんと沙名子の仲も、少しずつ進展していて、次巻も楽しみ!

  • わたし、沙名子さんが大好きだわ。このマインドと生活に憧れる。仕事ができて、でも、無駄なことは引き受けない。自分の時間を乱さずに、彼と付き合っていく。ときどきおいしいお寿司を食べる。いい匂いの入浴剤やクリームを使って自分をメンテナンスする。美華さんがやってきて、美華さんの正義感に影響され行動する沙名子さん。正しく行動できるのっていいなぁ。なにか自分の生活にも取り入れられないだろうか。

  • 小さないざこざが多かったこのシリーズだったが、規模が大きな話になっていた。森若さんの周りのキャラが中々憎めないなと思えた一冊だった。

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著者プロフィール

あおき・ゆうこ
『ぼくのズーマー』が集英社主催2002年度ノベル大賞を受賞してデビュー。『これは経費で落ちません! 経理部の森若さん』シリーズがドラマ化、コミック化され人気を博す。『派遣社員あすみの家計簿』も好調!

「2021年 『コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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