新米占い師はそこそこ当てる (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086803472

作品紹介・あらすじ

英国人の占い師を祖母にもつ萌香は、幼い頃から占いの才能があった。だが、その占いのせいで周囲とうまくいかなくなった過去あり、高校生になった現在は占いを封印していた。
ある日、家に帰ると祖母の占い客らしい女性がやって来て、どうしても占いをしてほしいという。
薫子と名乗ったその女性は調査会社を運営していると言い、請負中の捜しものの依頼を達成できなければ「年上の男に売られて嫁という名の家政婦」になってしまうという。
折悪しく祖母は英国に一時帰省中。なりゆきから萌香が占うことになるのだけど、その結果はどうにも見当外れに思えるピント外れなもので……。
当たっているけど分かりにくい、そんな占いで人助けはできるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 特殊な占いなのに最初から二人が当たり前みたいにしてて、かなりの違和感が。
    萌香が悪戯にあってないからとびっくりするくらい頑なだったり、翼が萌香の気持ちを無視して占いを強要したりと気になる所も多くて、ちょっと素直に楽しめない。

  • 占い師を祖母に持つ主人公も占いができるが
    過去のいざこざでしない事にしていた。

    ご近所パン屋さん、美味しそうです。
    やりたくもない占いを使う羽目になった主人公ですが
    この年代の葛藤、という感じです。
    過去を考えれば、ここまでこじらせるのは
    確かかな、とは思いますが。
    まぁ過去の友人達は、思うほど友人ではなかった、と
    いうだけの話です。
    即切替、は難しい話ですが。

    しかし、切羽詰まってたとはいえ、あれは怖い。
    相手の事情を考慮しても、結構怖いです。

  • 3話構成の小説。

    全体的に展開がゆっくり。依頼者が現れてから最初の占いをするまででもたっぷり20ページ。序盤からずっと仄めかされる主人公のトラウマが明かされるまでは約260ページ。もうちょいテンポ早めでも良かったかな。
    しかもさらりと語られる友達のトラウマの方が深刻な気がする。

    一路さんが椅子にかけて同じ目線になってくれたシーンは良かった。

    もかちゃんの絵は絶妙なキリン具合!
    目元とかそっくりですごい。


    1刷
    2021.2.8

  • 面白かった! 悩殺姫の作者さんなんだね><。全然分からなかったけど、言われてみたら、納得かな! 翼くん、かわいい! 翼くんがかなり好きだった~♪。萌香ちゃんも最初は見てて、もどかしかったけど、段々ポジティブになってきて、萌香ちゃんが立ち直る物語だったのが良かった! ただ、続きは読みたいけど……続編が出て、そこでも萌香ちゃんがネガティブに悩んでたら読むの辛いから……続きが単純に出て欲しいかは難しいところ><。うん、でも、やっぱり続きは読みたいな~♪。繰り返しになるけど、面白かった!

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