精霊指定都市 精霊探偵社《So Sweet》と緋色の総帥 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2021年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086803779
作品紹介・あらすじ
某地方都市の裏側には、精霊の都がある。
そこは、人間が住む表の世界では生きにくくなった精霊たちの駆け込み場所。
万物に宿る精霊の安全な住処として指定された場所なので、《精霊指定都市》と呼ばれる。
花森だりあは幼い頃から不思議なものが見える体質だったが、変に思われないよう明かすことはなかった。
しかし以前はぼんやりとしていたそれが、高校に進学し十六歳になった頃から、急にはっきりと見えるようになった。
あまりの騒々しさに登校もできなくなってしまう。
心配する母にとうとう理由を打ち明けると、地方都市にある実家の曾祖母に相談するように言われてしまう。
たらい回しかとも思ったが、曾祖母に指示された場所を訪ねると、そこには妙なきらびやかな探偵社があり、だりあはそこで働くことになってしまい…?
感想・レビュー・書評
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不思議なものが、不思議な感覚が
大きくなるにつれ、ひどくなっていく。
そして母親、祖母、を経由して行き着いたのが
変な探偵社。
面倒そうな環境に放り込まれたわけですが
怖いのは…総帥ラブな人、だけ、でしょうか??
結局、最初に出て来た二人は、最後に…で終了。
主人公の能力(?)もどうにかなりそうですし
このまま頑張ってね~でした。
若干、先祖の話が暗いというか、どろどろというか
わぁ…でしたが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
だりあが若さゆえの硬質感があったりすることもあって、物語全体も少し硬い印象。個性的なキャラも多くて楽しいんだけど、色々解けない謎も多くて、ちょっと消化不良な感じで終わってます。恋はほんのりこれからあるのかもしれない予感がする、くらい。
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結局総帥は何者なんだ…。
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へんなものが見えて、学校にもいけない女の子が、行けと言われた探偵社。超絶美形に雇われることになったが……。うーん、このテンションが現代ものにあまり合わないような気がする。