ベビーシッターは眠らない 泣き虫乳母・茨木花の奮闘記 (集英社オレンジ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086804134

作品紹介・あらすじ

各種資格を保有する、プロのベビーシッター・茨木花。
今度の派遣先は、両親ともに政治家という大和家だが、母親の不貞で夫婦関係は破綻し、父子家庭になるらしい。
3歳になる娘・七海のシッターになる花だが、七海の誕生パーティー当日、プレゼントをめぐるある事件が起きて……?

また、七海と同じスイミングスクールに通う、5歳の男の子・葉山櫂と知り合った。
賢くて人懐っこい櫂は、不動産業を営む優しい父親と、お菓子作りが得意な母親と三人暮らし。
誰からも幸せそうに見える葉山一家。
しかし、ふとしたきっかけで、この理想的な家族に思いもよらない秘密があることに気づいた花は……。

夫婦にも、親子にも、家族の数だけ、秘密があるーー。
でも、子どもにはいつも笑っていてほしい。
涙と希望のヒューマンドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • なんといっても三歳児の魅力がたまらん。その周囲の「事件」も大人たちがなんとかしてあげたい。

  • これは続編がありますよね、きっと。

    母親が真摯に育児をするお話で、襟を正したことがあります(笑)。
    このお話ではシッターさんでしたが、子供に向き合う姿勢に脱帽でした。

    コロナ禍でのお話だったので、何年か経って『そんな大変な時もあったね』と思い出せるようになったらいいなと思った。

    七海ちゃんには初めの「よいちょ」の一言で心が持っていかれてしまいました(笑)。
    テクノサマタさんの挿画がいい。
    もふもふではないけど、これも心に残る出会いでした・・・(爆笑)

  • 花ちゃんがほんとに優秀な乳母で、しかもかける言葉があたたかくて優しい。
    お母さんちへの言葉が、こちらにまでささる。
    里親制度の理不尽さが辛くて、ほんと涙出た。

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