宝石商リチャード氏の謎鑑定 ガラスの仮面舞踏会 (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2023年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086805223
作品紹介・あらすじ
正義に連れられてみのる、良太、真鈴の3人は岡山へとやってきた。地元中学で教員をしている、正義の友人・谷本の案内で博物館を訪れるためだった。正義に惹かれている真鈴は、正義と谷本の関係が気になって? 中華街で中国人のクラスメイト、そしてヒロシと名乗る人物と体験した関帝誕。そして実家の裏のお屋敷で、リチャードと正義たちとの仮面舞踏会。母と会えないのは寂しさは募るが、正義とリチャードと過ごすたび、みのるの宝物は増えていく。みのるの世界が広がっていく…! 珠玉の夏の物語。
感想・レビュー・書評
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みのる視点が続いてるので、宝石や振り回される正義が出てこないのが少し寂しい。
次作は正義視点にもどるかな…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このみのる君視点で書かれるリチャードと正義の日常。
あんなドタバタしたり、距離を測りかねてた二人が阿吽の呼吸でバディとして、そしてリチャードの盾となるように正義が頑張ってる姿を見ると感動する。
そしてみのる君は本当にいい子だ…
最後の舞踏会の仮面を被って正義に抱きつくシーンややり取りは泣きそうになってしまった。
お母さんとも会いたいだろうし…でも別に正義が嫌なわけでもないし…
ちょっとシリアスな所も含みつつ、まさかのヒロシ!
そしてあの終わり!
続々リチャードの登場人物が集合してくるから続きが楽しみ。 -
シーグラスの話が今回の短編集の中で一番好き
みのるくんもどんどん大きくなって、正義とリチャードの関係もほんとに気になる笑‼︎
気になるところで終わったので続編は一年も待てないなぁ〜! -
これからは子供中心なんだろうか
いや、今回も面白かったけど -
今回もみのる視点で、短編形式で進んでいきます。中学生三人組から見た正義もリチャードもめちゃくちゃかっこいいな?!そしてかっこつけてもいるな?!笑。
ふたりの関係性を雰囲気でみのるは感じ取ってる気がする。あと知ってる人がちょいちょい出てくるのいいよね。楽しい。 -
終始みのるくん視点での物語
我慢の多いみのるくん、彼にとっての宝石が増えていくのはとてもうれしい
シーグラスのお話のふたり、とても素敵だった!
ヴィンスとオクタヴィアのやりとりも良い
相変わらずリチャードに対する正義の愛がすごい…真鈴の言葉をリチャードはどんな気持ちで聞いていたのか
次はまたトラブルからかな? -
面白いんだけど、中学生目線で描かれているので、何となく児童書を読んでいる気分になった。
宝石の雑学(?)好きだったんだけどなぁ… そのあたりがなくなって残念。 -
今やリチャードの職業が宝石商というだけで、全く別の話になってしまった。色々説明がなくて想像も難しいのですが、横浜の学校では中国人も普通にクラスに混ざってるんでしょうか。全話でもさらりと書かれてて、わからないまま読んでましたが、やっぱりわからない。ググれってことかな。
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今回もよかった。海に行く気満々の正義とリチャード想像しただけで可愛すぎてにやけた。最後の方の2人のやり取りでまた死にかけた…(そして生きる)。最後気になる感じで終わったから、次巻がまた待ち遠しい…。
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「小旅行とビカリア」
気になった関係は。
これだけストレートに尋ねることができるのは、性格だけでなく若さもあるのだろうな。
「茅ヶ崎とシーグラス」
必死になって探す。
他人から見たら価値は特にないものだとしても、想い出がある限り大切なものなのだろ。
「関羽と紅珊瑚」
二人も知り合いで。
本気で迷惑だと思っているのであれば、何かと世話をやこうともせず放置するだろうな。
「体育祭とパリュール」
勝手に進む話の中。
話し合いの場が欲しいと願っても拒否されるなら、聞いてくれそうな人を探すまでだろ。
「舞踏会とシャンデリア」
追ってくる不審者。
相談するまでは良かったとしても、参考程度に留め身の丈にあった場所へ行くべきだろ。