チーズの悦楽十二カ月 ―ワインと共に (集英社新書)

著者 : 本間るみ子

• 集英社 (2003年10月17日発売)

感想・レビュー・書評

[眞鍋かをりさんの感想 · 2014年6月15日]

チーズとワインの組み合わせを考えるのは、本当に楽しい。無限にあるバリエーションの中からそれらを選ぶとき、産地で合わせる王道の方法、風味や香りで合わせる方法などやり方は様々あるが、ピッタリと合ったときにはこれ以上ない幸せを感じる。この本では日本のチーズ好きの聖地『フェルミエ』の代表である本間るみ子さんが、月ごとに素晴らしいマリアージュを提案してくれている。中でも心惹かれたのは、ジュラの白ワインと同産地のコンテを使ったチーズフォンデュ、ガプロンというスパイシーなチーズに合わせて飲む、同じくスパイシーな風味を持つ新世界のシラー。悦楽というタイトルの通り、想像するだけで悦楽の世界へ誘われる。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2014/06/23]

「想像するだけで悦楽の世界へ誘われる。 」
良いなぁ～(今夜は、チョッと摘まもうかな？)

[marcelさんの感想 · 2012年10月25日]

１月から12月まで、それぞれの季節にあったチーズとワインの組み合わせを紹介しています。
チーズとワインの楽しみ方だけでなく、読みすすめていくうちに、チーズの歴史や製法も自然と学べます。チーズの入門書にぴったりの一冊です。