- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087202380
作品紹介・あらすじ
通信販売は日本の小売業界の中で、すでに揺るぎない地位を確保した。その中にあって、カタログ販売という業態を頑固なまでに守り、独自の立場を堅持している(株)カタログハウスが発行しているのが「通販生活」である。なぜこれが圧倒的信頼と支持を勝ち得るにいたったのか。通販業界の伝説的人物であり、カタログハウスの現役社長である著者が、自らの失販を省みつつ真摯に綴る「通販の真実」。消費者の心理をどう読み込むのか、誠実に消費者と向き合うとはどういうことか。通販の歴史を辿りながら、日本の消費社会の深奥に迫る。
感想・レビュー・書評
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通販生活の社長の自伝でした。
経験則と記憶の羅列なので、まぁ、真面目に読むという感じではなかったです。
拍子抜けして読み飛ばしてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
38142
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読み終わらないうちに返却期限が来たので、一旦読了扱いにする。
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著者はルームランナーを売った人であり、通販生活を始めた人。
実務家ならではのビジネスに対する考えや哲学が理解できる。
必ずしも同意できるものばかりではないが、参考になることは多い。 -
商売とは、小売とはどうあるべきかがよくわかる。
本文より、「小売がそれぞれの自己表現で競い合う。それぞれの自己表現が消費者における商品選択の標識になっていく。そうなるといいなあ」。
商売って、そもそもこういうもんだろう。
仕事に対する個人のスタンスも同じで、仕事を通じて自分の思想や哲学を表現せねば意味がない。 -
通販の歴史を知る意味では参考になりますが、特に面白い、ためになり、というジャンルの本ではありせん。
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平成22年11月20日読了。
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通販というものの歴史と、
いかにして通販生活が今の地位を
築いたのかという事について
詳しく書かれていました。
記事体広告という考え方は、
発明的だし、今でも通用する
考え方だと思いました。
どっかで真似してみたい。 -
[ 内容 ]
通信販売は日本の小売業界の中で、すでに揺るぎない地位を確保した。
その中にあって、カタログ販売という業態を頑固なまでに守り、独自の立場を堅持している(株)カタログハウスが発行しているのが「通販生活」である。
なぜこれが圧倒的信頼と支持を勝ち得るにいたったのか。
通販業界の伝説的人物であり、カタログハウスの現役社長である著者が、自らの失販を省みつつ真摯に綴る「通販の真実」。
消費者の心理をどう読み込むのか、誠実に消費者と向き合うとはどういうことか。
通販の歴史を辿りながら、日本の消費社会の深奥に迫る。
[ 目次 ]
第1章 玉蜀黍―明治時代のカタログは「舶来品の情報誌」だった。
第2章 ルームランナー―七〇年代、「商品情報好きの消費者」が大量出現した。
第3章 女性服―八〇年代、消費社会の「欲望刺激材」として通信販売は定着した。
第4章 デロンギヒーター―通信販売の得意芸は「実演販売の情報化」だ。
第5章 ミーレの掃除機―通信販売という名の「広告」はどうしたら信用されるのか。
第6章 メディカル枕―通信販売は持続可能型社会にフィットする小売業態だ。
終章 コーヒー豆―小売ジャーナリズムの夢を追いかけて。
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