偶然のチカラ (集英社新書 412C)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087204124

感想・レビュー・書評

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  • 運勢について学者が書いた本。
    科学的で、とても興味深い。なんか決定版のような気がした。
    どこかの社長が書いてるような啓発本とは一線を画する。

    最後のページに、まとめが書いてあるので、そこだけ読んでもいいが。

    運が悪いなと思ってる人は読んだ方がいい。

  • 偶然とは何か?
    そういうことを論じた類書は多々ありますが、なかなか面白い本でした。
    選択しないことが、幸福につながるっていう視点はなかなか考えさせられます。

  • 宗教人類学者の先生が書いた面白そうな本です。

  • 生き方、考え方が凝縮された、良い内容です。

  • 人間の指が5本でなければならない理由はなく、偶然なのだたと聞いたことがある。この世は少なからず、偶然が支配している。
    また、この震災でも偶然が生と死を分けた話を聞いた。生と死を分けた偶然とは何だろう。そんな思いを持ってこの本を読んだが、得るものは少なかった。
    津波で自分の子供が流されていくのを見てしまった方がいるという。
    その気持ちを想像すると、苦しくなる。
    偶然、見てしまった。しかし、その偶然はあまりにも辛い。
    それに答える内容は、この本にはなかった。
    あとがきを読んで納得した。カルチャーセンターでの講義をもとに編集したものだそうだ。

  • どんなことが書かれていたか忘れちゃいましたが、まあ、そこそこ共感して読んだという印象があります。

  • 『エクスタシーは忘我』らしいです。

  • 「宝くじに当たった人の追跡調査でも、その多くが以前よりも不幸になっていることが判明している。」p.81 これ面白いけど、ソースは?

    冒頭で「未来が見えないとき、いったいどうしたらいいのか」って問題提起してるけど、それに対する筆者の回答は「なるべく自分で選択せず」、「世の中にはどうにもならまいこともある」って考えることらしい。
    そういう生き方もありなんかな、自分にはあんまりしっくり来ーへんけど。
    そう、この筆者の考えにしっくり来ない理由、それは、難しい選択に悩み、判断を下し、現実に立ち向かうことでまた一つ成長という階段を上ることができると俺は思うから。(後日追記)

    話の内容自体は興味深いけど、面白く書かれていない。同じような事を何回も言ってはるし。

  • 「偶然に思える事象も、見方を変えると必然かもしれない。起こる事は起こるし、起こらない事は決して起こらない。たかが確率、されど確率。確率。」

    「偶然の重なりも、悪い事が起こった時には、連鎖を断ち切る事が重要。」


    選択にとらわれない事、選択が正しかったかどうかなんて考えない事が大事。そんなことは分かりえないので考えても無駄!という思考法が心に残った!

  • 終着点がないかんじ。
    でも非常に興味深い。

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著者プロフィール

1947年東京都生まれ。宗教人類学者。京都造形芸術大学教授。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ(人類学)客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。四十年以上、世界各地で宗教人類学調査を続けている。主な著書に『生きるチカラ』『偶然のチカラ』(共に集英社新書)、『官能教育』 (幻冬舎新書)、『賭ける魂』(講談社現代新書)ほか。

「2017年 『運は実力を超える 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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