ペンの力 (集英社新書)

  • 集英社
3.57
  • (3)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087210156

作品紹介・あらすじ

日本ペンクラブ前会長・浅田次郎と、現会長・吉岡忍が、もはや絵空事とは言えなくなってきた「言論弾圧」の悪夢に対して警鐘を鳴らすべく、徹底対談。2018年を「戦前回帰」元年にしないための緊急提言。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いくら声明を出しても現実社会になんらの影響を与えないのが虚しい。

    オリンピック、万博、ペンクラブの国際大会。

  • 2021/7/4(日)夕読了。honto電子書籍にて。

    著者の対談の形で、近現代の文芸に関する話題がわかりやすく話され、記されている。
    それぞれの時代背景をかなり意識され言及されていて、歴史を理解することで現在と未来を見通そうとする試みかもしれない。
    著者(対談者)2名の考えによるところは大きいけれど、様々なものを見てこられたお二方の言葉は、それなりの説得力を持ち、バランスも大切にされていると感じる。
    学びの一つとして大変参考になった。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00260658

  • 予備知識のなさを痛感。こんな視座があることを知られて良かった。

    ペンの力は、言葉の力、発言の力にも読み替えられる。そればかり考えていた頃を思い出した。

    ペンの力が押さえ込まれた歴史を、教科書で見てきたが、今はどうなんだろう。
    今のペンの力はいかほどか。

  • 東2法経図・開架 910.26A/A81p//K

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

浅田次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×