羽生結弦を生んだ男 都築章一郎の道程 (集英社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087211054

作品紹介・あらすじ

オリンピック連覇を果たした羽生結弦。
幼き日の羽生を見出し、徹底的に基礎を教え続けたコーチが都築章一郎だ。
五〇年以上にわたり日本フィギュアスケートの発展に貢献してきた名伯楽は、現在も精力的に多くのスケーターに指導を続けている。
都築が若き日に、フィギュアスケートの手本としたのが芸術大国ロシアだった。
私財をなげうち、日本のフィギュア界の礎のために世界を奔走してきた生き様、そして知られざる日露文化交流史をも描く!

【目次】
序章エドゥアルド・アクショーノフは語る
第一章 都築章一郎は語る
第二章 アレクセイ・ミーシンは語る
第三章 都築章一郎はふたたび語る
第四章 ヴィクトル・ルイシキンは語る
第五章 都築奈加子は語る
第六章 タチアナ・タラソワは語る
終章 都築章一郎は三たび語る

都築は羽生に言った。
「挑戦をしなさい」
「未知の世界に向かいなさい」
そして、こう言い続けた。
「芸術家になりなさい」

都築章一郎(つづき・しょういちろう)
1938年愛知県出身。
日本大学卒業。卒業後は指導者となり、1964年日本フィギュアスケーティングインストラクター協会に参画。
佐野稔をはじめ多数の選手を育成した。また、ソ連(当時)より有力コーチを招聘し、日本フィギュア界の発展に貢献。1987年より14年間、日本フィギュアスケーティングインストラクター協会理事長を務め、指導者資格認定制度を確立。1991年より4年間、日本オリンピック委員会(JOC)主任強化コーチ。
五輪二連覇の羽生結弦を小学2年より高校時代にかけて指導。

【著者プロフィール】
宇都宮 直子(うつのみや・なおこ)
ノンフィクション作家、エッセイスト。
医療、人物、教育、スポーツ、ペットと人間の関わりなど、幅広いジャンルで活動。
フィギュアスケートの取材・執筆は二〇年以上におよび、スポーツ誌、文芸誌などでルポルタージュ、エッセイを発表している。
『人間らしい死を迎えるために』『ペットと日本人』『別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った』『羽生結弦が生まれるまで日本男子フィギュアスケート挑戦の歴史』『スケートは人生だ!』ほか多数。

感想・レビュー・書評

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  • https://opac.kokushikan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS01599860&q=15&qt=0&qp=0&qv=50&qs=sort_title&qd=0

    幼き日の羽生結弦を見出し、小学2年から高校生時代に基礎を教えたコーチが都築章一郎だった。
    50年以上にわたり日本フィギュアスケートの発展に貢献してきた方です。
    北京オリンピックのインタビューで羽生結弦選手が、「今でも先生に教わった練習をしています」と話しているのをみました。
    「スケーターとして立派になるには、人として立派でなければならない」 そんな教えを受けられたからこそ今の羽生結弦選手がいるのでしょうか。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。医療、人物、教育、スポーツ、ペットと人間の関わりなど、幅広いジャンルで活動。なかでもフィギュアスケートの取材・執筆は20年以上におよび、スポーツ誌、文芸誌などでルポルタージュ、エッセイを発表している。『人間らしい死を迎えるために』、『ペットと日本人』、『猫を看取る シュガー、16年をありがとう』、『別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った』、『羽生結弦が生まれるまで 日本男子フィギュアスケート挑戦の歴史』ほか、著書多数。

「2019年 『スケートは人生だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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