バンチョ高校クイズ研 (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087441321

感想・レビュー・書評

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  • 解説を書かれた青柳碧人さんの「双月高校、クイズ日和」が好きで(ブクログを始める前にて未登録)つい頭の中で読み比べてしまいました。
    こちらはОBの顧問教師が主人公、その熱意はかなりのものでやや職権乱用気味?な気がしないでもない(笑)一風変わった部活内容や一部キャラのノリはいかにもコメディといった感じですが、部員それぞれの特徴を活かした戦略や問題の特性を見極める事などは、スポーツ物に通じる書き方ですね。

  • 予備知識なしで読み始めたところ、意外にも馴染みのある仙台。位置関係はなんとなく把握できる。得意不得意が異なる高校生が力を合わせてクイズ大会で戦う。要素としては面白くなりそうなのでけれど、どうにもいまいち自分の中で盛り上がらない。展開がテンプレ通りだからなのか。

  • テレビで一般人参加のクイズ番組、またはやらないかなぁ。

  • 高校教師、慎太郎は母校に赴任されるとともにかつて自身が所属していたクイズ研究会の再興を目指す。
    最初はクイズに興味がなかった部員達だが、慎太郎の熱意に巻き込まれるように次第に団結力が生まれていく。

    クイズのことしか考えていない慎太郎だが、それでも次第に生徒に慕われていくのは、裏表のない性格ゆえか。やや強引で空気が読めないところが最初読んでいて苦手に感じたが、あまりに飾り気がなく毒気が抜かれてしまう。
    最初から強いメンバーを揃えるのではなく、一人一人の長所を活かし、チーム戦に主眼を合わせるところが面白い。
    クイズという題材を活かした青春ストーリー。

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著者プロフィール

大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。2010年『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。主な著書に「国際犯罪捜査官・蛭川タニア」シリーズ、『ガールズ空手 セブンティーン』『襷を、君に。』『シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―』などがある。最新作は『襷を我が手に』。

「2018年 『始まりの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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