- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087443790
作品紹介・あらすじ
「大丈夫。眼には見えなくなるけど、これからもあなたのそばにいるから──」孤独な男性と一途な犬の永遠の絆を描く感動長編。
感想・レビュー・書評
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部下や親友にきつく当たり見放された主人公の南野とゴールデンレトリバーのパステルの物語。
歪み荒んだ心を無償の愛で更生していくパステル。
それによって少しずつ変わっていく南野。
この小説は作者の実話が元になっているようで、ととも感動するお話でした。
南野が更生して過去に見放した旧友と和解するシーンはとても良かった。
「虹の橋」というお伽話も実際にあるみたいです。
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20240220
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びっくりするほど、ハマらず。先が読めすぎて、つまらなく感じたのかも。
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ワーカホリック気味のテレビ制作会社のワンマン社長がひょんなことから一匹の犬と出会い、意図せず自分で飼うことになり、それが自分を見つめなおすことになり、そしてお別れまでの物語です。著者の実体験がモデルになっているようです。
私も犬や猫を飼ってみたいと考えることはありますが、やはりお別れを考えてしまうと気持ちが固まりませんね。家族同様と思うとなおさらに。 -
色々違和感があって感情移入できない部分が多かった。
◾️最初の場面のパワハラ・ブラック企業が酷過ぎるのだが、そうなってしまった理由がよくわからない。
◾️主人公がパステルを飼う流れのためと言えど隣家のお爺さんの甥という人が非常識過ぎる。
◾️1週間暮らす内にパステルに情が湧いたとあったがその1週間の描写がないので、非情な主人公の心の変化が全く伝わらない。
◾️マスティフの件どうなったんだろう?
◾️奏の主人公への理解力があり過ぎる。
◾️パステルと過ごすことで良い人間に変化したそうだが、藤城以外の港南制作の面々には全く謝罪していない様子なので、反省したとか人が変わったとか上部だけだなと感じる。
主人公がネガティブなことから目を逸らすエセポジティブで読んでいてしんどかった。
もっとパステルの可愛らしさや交流を描き、どういう瞬間に救われたのか心情の変化を丁寧に描いて欲しかった。
悪い細胞を叩くと同時に良い細胞も殺してしまう抗がん剤治療の危険性はよくわかった。
私の愛猫も虹の橋で待っていて、いつでも呼べばそばに来てくれているんだろうな。 -
ブレッドちゃん
今も新堂さんの側にいるんだろうな(*^^*)
ぴーちゃんも私の側にいてくれてるかな
最後の方は電車内で読まないほうがいいです(T_T)
鼻水&涙が… -
これは泣けるよね(泣)
第二章はずっと泣いてた
この手のお話は感想も難しい
南野がまっとうな人になる為に
パステルはやってきた気がする
パステルのおかげで
色んな事に気がついて
結果
温かい人たちに囲まれて…
パステルも喜んでるね
見えなくてもきっとそばにいるってことを
信じたい
ウチにも一歳の柴犬がいて
ヤンチャがすぎて家族は毎日疲れ果ててるけど
縁があってウチに来ただろうから
元気で長生きしてほしいな
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運命の犬が本当にいるかはわからないが、主人への愛情や繋がりは全ての飼い主が共感するところだと思う。うちの犬もいつかは亡くなると考えると、1秒でも長く一緒にいてあげたいと思った。