- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087450743
作品紹介・あらすじ
何もかもがいやになった俺は、家を捨て北海道へ旅立った。旅で出会った大人たちは、誰もが何かを抱えて生きていた。少年の大人への旅路を描く、注目新人の書き下ろし青春ロードノベル。(解説/池上冬樹)
感想・レビュー・書評
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高校男子の家出のお話でした
青春ロードノベルということだが
家出して北海道へ行き、そこでの出来事を語っていました
過去の出来事も語られていました
けどちょっと出来事が少なかったかなと感じました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第 1 章はまぁよかったと思う。その後もテンポは悪くない。けれど、どうにも興が冷める。女を知って立ち直ったんか?
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10代の頃はいろいろな葛藤がある。
縛られることに反抗し、やれて言われたことに疑問を持ち、親子の関係にも反抗期という
一つの経過がある。。。
誰もが一人旅という名の家出を考えたことがあるのではないかと思う。
徹平は、北海道を一人旅する、ふと降りた駅で出会った農業をするおばちゃん
稚内に行くトラックに乗せてもらった妻子持ち男性の三浦
島で出会った危険な香りのするマッシュ
命を助けられ、恋心をいただく年上の女性ルイ
挫折、そして再生
10代の青春 -
昭和の生臭さ
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16歳の夏、何もかもが嫌になり家を飛び出した少年。
北海道を舞台とした青春ロードノベル。
出会いが少年を成長させていく。 -
デビュー作「焰火」が力強かったので、この作品も読んでみました。
家出した高校生、徹平が主人公。
北海道で出会う人たちを通して自分を見つめ、成長していく。
もう青春ロードノベルをのめり込んで読む歳ではなくなったのかな?
残念ながらあまり心動かされなかった。
ただこの作家さん、労働・仕事の描写がすごく良い。
第3章:番小屋での水産加工の話は面白かった。
デビュー作もそうだったが、辛い境遇にある人間のひりひりする気持ちがすごく伝わってくる。何かのきっかけで苛酷な運命や不幸が自分にも降ってくるかもしれないと心に刻む。 -
ロードノベル。だが単純過ぎるかな~帯に書いてるほどではない。
2013.6.13 -
これはいいっしょ