- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463934
感想・レビュー・書評
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普通にある日常のようなお話なんだけど飽きなくて、続きが気になってスラスラ読めた。
その後のみんなの様子がきになるし、行となっちゃんには上手く言ってほしいと思う。 -
なんかとってもよかった。出てくる人物がみんないい人で・・・。
行くんはかっこいいし・・・(妄想)。
「はる」の死で、お姉さんも一区切りついたんじゃないかな、恭ちゃんのこと。
ほんの脇役だけど、堂島さん、宮本さん、小川くんがとっても気になる。ナイスな人たち。 -
【あらすじ】
寝たきりの愛犬と迷える姉弟の青春物語
両親が離婚し離れて暮らす姉弟。
完璧主義の姉・園は不毛な恋愛にはまり、体が弱く冷めた性格の弟・行は進路に悩んでいる。
寝たきりの愛犬・ハルを間に揺れる二人。
第18回小説すばる新人賞受賞作。 -
はるの様にいつか介護が必要になるんだな…。
実家で暮らしているビーグル犬の事を思った。 -
親が離婚し、別々に暮らすようになった姉弟の園と行の日常を描いたお話。
ちょっとした事件?もありつつ、最終的にみんな前を向いて歩いていくから、読後感は悪くない。
行の何でも受け入れられる性格は、羨ましいような可哀想なような…。 -
完璧主義の姉・園と体が弱く覚めた性格の弟・行、寝たきりの愛犬・ハルの物語。
所々、ちょっとしたミステリーのかけらが散りばめれられているけど、その答えが期待したよりはインパクトが弱いかなって思った。でも物語としては続きが気になるような展開で面白かった。 -
はじめて読んだ飛鳥井さんの小説。私、すごく好きだなぁ!!!園と会社の同僚がその後発展したらいいなあ、なーんて思ったり。ほんのり気分転換するのに最適。
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「痩せた体は心地よい。ムダな肉が一切ないのは、体が浄化されて、汚いものを削ぎ落としたかのように快感である」タニハピからの飛鳥井さん、調度よい季節と思ったもののなかなか進まないため手放す
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服は武器だ。外見を着飾って、個性をアピールすることで、内面の弱さを隠す。家庭環境から考えても、きっと園は奇抜な服を着ることで自分を守っているのだろうな。