はるがいったら (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1985
感想 : 275
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463934

感想・レビュー・書評

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  • 前々から惹かれるなぁと思っていたら、表紙がいくえみ綾先生♡
    今は亡き愛犬のことを思い出しました……

  • 普通にある日常のようなお話なんだけど飽きなくて、続きが気になってスラスラ読めた。

    その後のみんなの様子がきになるし、行となっちゃんには上手く言ってほしいと思う。

  • なんかとってもよかった。出てくる人物がみんないい人で・・・。
    行くんはかっこいいし・・・(妄想)。
    「はる」の死で、お姉さんも一区切りついたんじゃないかな、恭ちゃんのこと。

    ほんの脇役だけど、堂島さん、宮本さん、小川くんがとっても気になる。ナイスな人たち。

  • 【あらすじ】
    寝たきりの愛犬と迷える姉弟の青春物語
    両親が離婚し離れて暮らす姉弟。
    完璧主義の姉・園は不毛な恋愛にはまり、体が弱く冷めた性格の弟・行は進路に悩んでいる。
    寝たきりの愛犬・ハルを間に揺れる二人。
    第18回小説すばる新人賞受賞作。

  • はるの様にいつか介護が必要になるんだな…。
    実家で暮らしているビーグル犬の事を思った。

  • 親が離婚し、別々に暮らすようになった姉弟の園と行の日常を描いたお話。
    ちょっとした事件?もありつつ、最終的にみんな前を向いて歩いていくから、読後感は悪くない。
    行の何でも受け入れられる性格は、羨ましいような可哀想なような…。

  • 完璧主義の姉・園と体が弱く覚めた性格の弟・行、寝たきりの愛犬・ハルの物語。
    所々、ちょっとしたミステリーのかけらが散りばめれられているけど、その答えが期待したよりはインパクトが弱いかなって思った。でも物語としては続きが気になるような展開で面白かった。

  • はじめて読んだ飛鳥井さんの小説。私、すごく好きだなぁ!!!園と会社の同僚がその後発展したらいいなあ、なーんて思ったり。ほんのり気分転換するのに最適。

  • 「痩せた体は心地よい。ムダな肉が一切ないのは、体が浄化されて、汚いものを削ぎ落としたかのように快感である」タニハピからの飛鳥井さん、調度よい季節と思ったもののなかなか進まないため手放す

  • 服は武器だ。外見を着飾って、個性をアピールすることで、内面の弱さを隠す。家庭環境から考えても、きっと園は奇抜な服を着ることで自分を守っているのだろうな。

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著者プロフィール

1979年生まれ、愛知県出身。2005年 『はるがいったら』 で第18回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。11年に上梓した 『タイニー・タイニー・ハッピー』 がベストセラーとなり注目を集めた。他の著書に 『君は素知らぬ顔で』(祥伝社文庫) 『女の子は、明日も。』 『砂に泳ぐ彼女』 など多数。

「2021年 『そのバケツでは水がくめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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