哀しみの終着駅 怪異名所巡り 3 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 185
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464757

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズを気にいっている方から薦めてもらい三作目。サラッと読めるから、いそがしい毎日でも隙間時間や眠る前に1つ読んだりできるのが良いです。
    犬好きなので忠犬ナナの話が特に切なかった。

  • あっという間に読了☆スラスラーサラサラーっと読める本です。今回はホラー感は少なめな気がします。怨念とかはたっぷりありそうなお話ばかりで夏にぴったりと思ったんですが、そこまでゾゾゾーなお話ではなかったですf^_^;最後の元偉人の生涯がちょっと切ないなぁと、好きなお話でした。続編も読むぞー^_−☆

  • 大手観光バス会社をリストラされ、超弱小〈すずめバス〉に再就職したバスガイド町田藍。彼女には幽霊が見える特殊な能力があった。それを利用した「怪奇ツアー」は大当たり。今回は、「終着駅」という名の駅のホームで男が女を絞め殺す事件が起こる。早速、社長は「愛の終着駅ツアー」を企画するが……。(『哀しみの終着駅』)。
    他四篇を収録する、“霊感バスガイド”が大活躍する異色シリーズ第3弾。

  • 赤川さんらしくて読みやすい‼

  • 幽霊がでてくるのに怖いという感覚よりも切ないという思いになる小説だった。

  • シリーズ物。全然怖くはない幽霊もの、死にそうになりすぎるかな

  • 最小手スズメバスの霊感バスガイドを主人公とする5つの短編集。
    忠犬ナナの伝説
    哀しみの終着駅
    凡人の恨み
    地獄へご案内
    元・偉人の生涯

    やや悲しい物語が多い。結末も幸せではなく、哀愁がただよう。

    忠犬ナナの伝説が、いちばん味わい深かった。

  • 怪異名所めぐりシリーズ第3弾。霊感が強いバスガイドと霊を感じたい周りの人の掛け合いが面白い。サスペンスの要素もあるけど、そんなに重い感じでもなく、短編集だから読みやすい。
    2010/11

  • 怪異名所巡りの第3段。悲しみの終着駅のほかに4作を収録。
    読んでいてしゅうちゃく駅とは最初、終着駅終わっちゃう駅なんだなって思いながら読んでいたけれど、本当は執着のほうで最後にはそっちかあってなりながら読んでました。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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